2004年11月01日

☆ なるほどぉ

なんで今頃ビンラディンが? って思ってたけど, なるほど大統領選挙対策か。 やるなブッシュ。

(11/2 追記)

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2004年11月02日

☆ RandomNote サイト移転してた

まちゅさんツッコミどうもです。 やっぱアカウントを取り上げられてたのか。 というワケで, 本家 RandomNote サイトは移転してました, すみません。

そうか, 私「人狼BBS」とかせんしなぁ。 めちゃめちゃ面白そうだけど, それをやる時間をひねり出せない。 「人狼BBS」について書いてる人の記事を見ると, なんとなく「ナポレオン」や「セブン・ブリッジ」を彷彿とさせるものがあるのだが。

☆ 爆裂! 妄想中

朝の通勤。 アストラムラインの窓から何気なく外を見たらカラスが気持ちよさげに滑空しているのが間近に見えた。

「へぇ, カラスって滑空できるんだ」 などと間抜けなことを考えていると, ふとあの名作『かもめのジョナサン』を思い出した。

たしか『かもめのジョナサン』にこういうシーンがあったような気がする(うろ覚え)。 水辺から浜に「胴体着陸」したジョナサンがその滑走距離を歩測で測り始め, それを見ていた仲間たちが呆れ果てるというものだ。

そこでまたハタと考える。 鳥って「数」が数えられるのだろうか。 「数」というのは非常に抽象的な概念だ。 3人の人間と3羽のカラスは「3という数」において等価なのだ。 こういう抽象概念はどのくらい賢くなれば会得できるのだろうか。

いやいや, ひょっとしたら「数」なんてものがなくても, ものの量などは認識できるのではないだろうか。 よく SETI などでは知的文明の条件として高度な数学概念を挙げるが, もし数学概念などなくても知的文明を構築できるのなら, 「高度な数学概念」などという考え方自体「ショーヴィニズム」に過ぎないのではないのか。

なんてなことは既に SF のネタになってるな, きっと。

念のため言っておくが, いつもこんなことを考えながら通勤しているわけではない。 ホントだってば。

☆ 本当に関心が高いのか? Firefox

何でこういう論調になるのか意味不明。 市場に影響力を与えたいならせめて 25% を超えなきゃ。 IE は(寡占ですらない)完全に独占状態だし, Firefox なんか「無い」に等しいよな。

☆ じゃあ,いらない

ちゃんと入力しないと2005年から「はてな」を利用できなくなるそうで。 ちうわけで, 私は来年から「はてな」を利用できない。

まぁアンテナ以外ほとんど利用しなかったしな。 しかもアンテナについても乗り換えちゃったので不要だし。 まぁそのまま放置して, また必要になったらそのとき考えればいいや。 使わないサービスに個人情報を教える必要は無い。

(11/3 追記) なんか凄いことになってるみたいだな。

他, たくさんあるけど省略。 確かに「はてな」って個人情報や権利関係の取り扱いがお粗末。 以前の「はてなダイアリー」の騒動もそうだったし。 顧問弁護士とかいないのかな? なんだか思いついたことを勢いでやっちゃってるって感じ。

今はベンチャー企業でもちゃんとした顧問弁護士を雇って武装しないと生き残っていけない時代。 「はてな」って妙に信奉者が多いけど「企業」として見ると, これじゃあちょっと, ねぇ。

実は今まで生年月日と郵便番号はまともなものを記入していたが, 先ほど書き換えた。 様子がわかるまではアンテナもプライベートモードにしておこう。 完全に休眠状態。

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2004年11月03日

☆ 参考に

取り敢えず, クリップ。

半年前に比べてイラク側の状況がどれだけ変わっているか, がポイントだと思う。 考えてみれば, この方は(本人の思惑とは関係なしに)イラク情勢を日本に伝えるための「破壊型プローブ」の役割を演じさせられてしまったのかもしれない。

日本政府は気づいているのか。 あるいは気づいていることを正直に言えるのか。

☆ ひょっとして

今回の騒動で I know. へのユーザ登録が激増するとかあったりするのだろうか。

まぁでも今の動向は一時的なものだろうし, 最終的にどう転ぶかはまだわからないからなぁ。

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2004年11月04日

☆ ありゃま

本当に増えたそうな。 結城浩さん, ツッコミどうもです。

うちって「高木浩光@茨城県つくば市 の日記」へのリンクがかなり多いんだけど, 困っちゃったなぁ。 例の固有 ID の問題も元記事を指せなくなってしまった。 他所に移転しないかしら, とか身勝手なことを言ってみる。

☆ 朝になったら決まってた

ブッシュ再選かぁ。 自衛隊の今後も決定だな。 行くとこまで行ってらっしゃい, もう誰も止められないよ, ということで。

まぁアメリカの大統領によって政策が変わる可能性があるっちうのもおかしな話だが, もともとおかしいしな, 日本は。

☆ Wiki をどうすべ

Baldanders.info に Wiki を設置しようと思うのだが, どれにしようか悩み中。

最初は「YukiWiki でいいや」って思ってたけど, RandomNote/PHP が思った以上にいい感じなので, 「PukiWiki でもいいかも」なんて思い始めた。

YukiWiki にしないということは @homepage のあれ は移転しないことになる。 いや, それでもいいかなぁと思って。 いろいろ比べられるし, 私以外の方もあっちの Wiki にページを作ってくださってるし。

ツールに関する制約がなくなったのだが, 新たに設置するとなると最低でも履歴管理のできる Wiki が欲しくなる。 今のところ候補は以下の二つ。

(余談だが, 「さくらのレンタルサーバ」って cvs 使えるんだねぇ。 凄い凄い)

デザインとしては BitChannel の方が好み。 PukiWikiは機能がありすぎる感じ。 整形ルールを読むだけでめまいがする。 あんなの SGML とかの文章構造の基礎知識が無い人にはチンプンカンプン(古語)だと思うぞ。

でも BitChannel では RSS 出力ができないんだよなぁ。 これは結構致命的。 というわけで, やっぱ PukiWiki にしてみようかな。

とか色々考えていたら SocieWiki なんてなものが紹介されてるし。

☆ Wiki/RandomNote の運用ポリシー

Baldanders.info/RandomNote の運用ポリシーを定めた。 が, 法的に有効かどうかはかなり怪しい。

TeX Wiki が CCPL でライセンスを設定するというので参考にさせてもらおうと思ったが, どうやらパブリックドメイン扱いにするようだ。

確かに Wiki ならばパブリックドメインにするのが一番自然だと思うけど, 日本で法的根拠を持たないパブリックドメインに意味はあるのかって気がするんだよね, いまだに。

というわけで「ポリシーは CCPL-by ライセンス相当だけどクレジット表記は不要」などというかなりグレイな内容になったのだった。

☆ そこはかとない不安

虚偽の住所で使い続けることがいやなのではなく、いつ「ふっとなくなる」かわからないようなURLに、自分のコストを使うことがいやなのだ。

っていう部分について自分も思い当たる節がある。 それは「はてな」ではなくて「XREA.COM」で借りてるスペースのこと。 実際「XREA.COM」の無料サービスはかなりいいほうだと思うのだが, ネットのそこここで突然アカウントが止められたとかいう話を聞くとあまり使いたくなくなってくる。

実は今回引き受けることになったアーカイブを「XREA.COM」に置くことも考えたのだ。 しかし「ひょっとしてこれって倉庫利用なのか?」とか考え始めると躊躇してしまう。 まぁうちの場合, 突然アカウントが止まってしまうほどトラフィックが増えたりすることは無いんだろうけど, それでも「向こうの思惑で無くなることがある」と思うと, ねぇ。

これはもちろんサービス・プロバイダの問題ではない。 でも Web 上にコンテンツを置くのなら永続的であるほうがいいと思うんじゃないだろうか。 そう思うから個人でも独自ドメインを取ろうなんて気になるんじゃないのかな。

この辺の話って実は一年位前から結構真剣に考えている。 永続的なコンテンツ管理を考えると, どうしてもひとつの問題にぶち当たる。 「コンテンツの相続」問題だ。

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2004年11月05日

☆ 誤報?

「セキュリティホールmemo」の記事より。

NetSecurity の「11月4日のWeb改竄情報」は実はただの Wiki 上のいたずら書きだった模様。

おいおい, 大丈夫か > NetSecurity

☆ 我慢の限界

夜間になるとほとんど通信不能状態。 ADSL のモデムがリンクアップ中を示す点滅状態になる。 何とかしてくれ @nifty !

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2004年11月06日

☆ 久しぶりに

『CURTAIN CALL』を引っ張り出す。 いやなんとなく「LOVE さりげなく」が聴きたくなって。 くぅ, 懐かしくて涙がちょちょぎれるぜ。

学生時代はこんなん聞きながらマージャンとかやってたんだよなぁ。 ちなみに私はマージャンには参加してない。 宗教上の理由でギャンブル NG なので(すこしウソ)。

☆ PukiWiki を立ててみた

Baldanders.infoPukiWiki を立ててみた

なんか, すっげぇ面倒くさい。 インストールパッケージそのままではゴチャゴチャしすぎているので, 少し整理しようと思った途端にハマりモード。 おかげで丸1日潰れてしまった。

「スキン」の発想はいいけど, インストールパッケージにあるのは1つのみで, しかも機能を見せようとしてエラく不細工な感じになっている。

個人的にはシンプルなのが好みなので, オリジナルのスキンから色々と切り落としてしまった。 サイドバーも FronPage のみ。 あの妙なアイコンもどきも削除した。 内部のコーディングも table 要素を使ったレイアウトになっていたので変更した。 携帯端末にも対応しているらしいが, これもばっさり切り落とす。

試しに Phishing ページを作ってみる。 うちの YukiWiki から移転させたものだ。 まぁこんなもんか。 やはり書式が違うのは結構面倒だ。

☆ PHP 雑感

PHP をちょっとだけ触ってみた感じは MS の ASP とよく似ている。 ASP との比較資料が欲しいところだ。 きっとどっかにありそうな気がする。

しかし, ASP はそのパフォーマンスの悪さから MS すら見放した代物(今は ASP.NET だしね)だ。 PHP はどうなんだろう。 おもちゃレベルの要件なら問題ないだろうが, 大規模システムに耐えられるようなものなのか? ちょっと興味がある。

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2004年11月07日

☆ 少しチューニング

「PukiWiki のカスタマイズ」 を見て Baldanders.info/PukiWiki をもう少しチューニング。 まちゅさんツッコミどうもです。

ChangeLog で変更箇所を記録することにしたが, 既に忘れかけてる。 あぁ, 年寄り〜!

ChangeLog でスキンも公開する。 オリジナルをちょっとだけシンプルにした構成。 これで充分って人も多いはず。 オリジナルのスキンについては, あれでもいいのだが, もう少しシンプルなものもパッケージに同梱していいんではないだろうか。 例えば YukiWiki 風スキンとか。

☆ お買い物

  • 『+1サプライズ』 2 大之元初奈 (芳文社)[bk1]

あぁ, やっぱり人生王道は学園ラブコメだね。 4コママンガでも以下同文。

☆ あのデスマーチ

「www.textfile.org」の記事経由。

いや, 書いてる方には申し訳ないが, この記事を読んで私は昔のあるプロジェクトを連想した。 3年程前の恐怖のあのプロジェクトだ。 上の記事でかかれている状況はあのときの修羅場状態とよく似ている。 違うのは, 24時間2交代制ではないらしいことくらいか。

詳細なドキュメントがないということは, 後から入った新参者がどエラく苦労する, または今の仕事を他の人に引き継げないことを意味する。(つまり開発メンバに何かあれば簡単に頓挫)

特定のフレームワークで楽できるということは, その「枠」から一歩も外に出られないことを意味する。(これはよくある)

打ち合わせに15分以上かけないのは常識。

これが XP だというのなら, そんなリスクの高い開発手法を選択できない, 普通の企業なら。

☆ その寂寥感

件の CD を聴きつづけていたら物凄い寂寥感が襲い掛かってきた。 なんか, 「あの時代」を思い出しちゃって。 慌てて再封印。

考えてみれば私の人生って「置いてけぼり」にならないように前の人を一生懸命追いかけ続けてるだけのような気がする。 普段は親にまで「冷血漢」呼ばわりされるのに, 自分の中にこういう感情がまだ残っているとは思わなかった。

☆ Election Incident Reporting System

CPSR/Japan 経由。

そういや, 今回の電子投票つか大統領選挙は色々あったみたいだな。 極めつけの記事はこれか。

最近, 田中宇さんの記事は話半分な感じなので要注意だけど。

☆ 選択のお時間

まぁ, こんなもんかな。 「止める」と言ってる人が多めのように見えるけど。 でも問題は「幾ら」ではなく「誰が」なんだろうけどね。

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2004年11月08日

☆ 朝から妄想・邪推の類

あぁ, なるほど。 との絡みで住所入力強制?

☆ 帰り際

ケータイで晩飯(つか同伴)の誘いが。

「私の晩飯をどうしてくれるん」と言われちょっとぐらっとしたが, 間一髪で踏みとどまる。

ビバ! マイ理性!!

☆ 頑張れ! I know.

I know. も大変。 頑張れ!

実はアンテナとロボット除けの関係について意識するようになったのは I know. を使い始めてから。 そういや「はてなアンテナ」でもその手の注意書きがあったような気がするが, 確か当事者同士の問題として「はてな」は注意喚起するのみの方針だったような。(ただし閲覧には制限があるようだ) 移転して初めてロボット拒否のページを巡回していることに気づいたんだよなぁ。 間抜けである。

個人的な感想としては I know. の対応が一番無難なように思う。 機械処理で回避可能なことは「アンテナ利用者に責任がある」などとしながら, 画像や文章などの機械処理が難しいものについてはやたらクレームに敏感だったり。 この辺の中途半端な感じが不信を招く原因なんだろうけど。

私は特に「はてな」を愛しているわけではないが, 今回の件の顛末にはとても興味がある。 というか, 国内の ASP (Application Service Provider) はみんな注目してるんじゃないだろうか, ケース・スタディとして。

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2004年11月09日

☆ 「ゲーマー世代」は自己愛性人格障害?

「ゲーマー世代は上の世代から見ると「異常に生意気」?」 やそこから張られているリンクの内容を見ると, 頷ける部分もあるだけに薄ら寒いものを感じるのは私だけか。

「敵/味方の二項分類的発想」ってのは, まさに幼児や小学生の(成長過程の子どもの)発想だよな。 これを成人しても引きずってるって言ってるようなもんだぜ。 それってかなりヤバくないか?

☆ Firefox 1.0 リリース

日本語版も同時リリースだったらしい。 早速ダウンロード。 うちは最近回線状態が悪いので wget でのん気にやろうと思ったらあっさりできた。

見慣れた姿。 特変なし。

例の問題は解決したのだろうか。

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2004年11月10日

☆ おおっ

Bloglines に Firefox Center なんてのができている。 こうやって ASP がやってくれるとユーザとしても助かる。

新聞広告もいいけど, こういうちょっとしたことからやっていくようにしないと。 ユーザが欲しい機能は「そのページが見られるか」ってことなんだから。

☆ 「プロジェクトなんたら」という企業広告

ここで紹介されている本は面白そうなので買って読んでみようかな。

最近は「プロジェクトなんたら」なんてほとんど見ないのだが, たまに事故のようにチャネルを合わせてしまうと笑ってしまう映像が展開されている。 「日経なんとか」とかいった雑誌をよく読む方は, あれがただの「企業広告」に過ぎないことに気づくであろう。 私たちはあんなものに受信料を払っているのである。(ちゃんと払ってますよ,私)

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2004年11月11日

☆ おのれ @nifty

知り合いに @nifty でダイアルアップ接続の人がいるのだが(結構いる), かなりダメダメらしい。 リンクアップできないこともあるとか。 うちと同じじゃん。

ちうわけで, 悪いのは @nifty ということでほぼ決まりだな。 とっとと接続業者を変えるか。

☆ Creative Commons Search

Firefox の検索窓で Creative Commons Search を利用できる。 早速「辺境から戯れ言」でサーチすると出るわ出るわ。 日本語使えるじゃん。

でも文章解析がアレなので後ろのほうになると変なマッチングの仕方をするようになる。 検索エンジンは nutch

まぁ単語や文章を探すのにライセンスから探す人はいないと思うが, 画像や音楽なら使い道あるかも。 ちなみに「Christmas」をキーワードにして Audio コンテンツを探すと61件(11/11 時点)ほどヒットする。 (日本語で「クリスマス」とするととんでもない結果になる)

更に「Creative Commons RDF License Validation」というのがあって, このチェックにパスすると素敵な(?)バナーがもらえるのだが, 私のコンテンツはことごとく通らない(UnicodeDecodeError とか言ってくれやがる)。 ざんね〜ん!

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2004年11月13日

☆ BkGnuPG 1.0.5b2 リリース

以前報告を受けていた BkGnuPG の障害の件。 プラグイン側で対応できそうなので修正版をリリースした。 即席の修正なので副作用があるかもしれない。

私の環境でなかなか再現しなかったのだが, 「添付ファイルを別ファイルに分離保存」する設定を有効にするとうまく再現できた。 どうもこの機能は PGP/MIME と相性が悪いような気がする。

実は PGPB2 ではこの現象が起きない。 この理由を調べるのにも結構手間取ってしまったのだが(頭悪くなってる...), PGPB2 では復号したメッセージをセットする際の MIME の構造が拙作とは違うようである。 今回の修正では PGPB2 のフォーマットを真似させてもらった。

(追記) 詳細を「BkGnuPG 1.0.5b2 リリース」に書いた。 興味のある方はご参照を。

☆ さぁて

寝るぞぉ〜 寝倒してやるぅ。

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2004年11月14日

☆ 朝っぱらから

苦笑するしかない映像が。

前の湾岸戦争やアフガン戦争の時は「ゲーム感覚」などと言われていたが, ファルージャ突入シーンを TV 放映し兵士にインタビューまでしますか。 しかも昼間の戦闘(つまり本来の戦闘が終わった後)。 これが単なる「プロモーション」でしかないのは素人目にも明らか。

J-RCOM のニュースでは

「これは米軍の戦闘実験(兵器システムの実験)なのである。市街戦でいかに米軍のハイテク兵器(RMA)が効果を上げるか実験される。米軍が新開発したRMA兵器システムを、ファルージャの市街地とそこに立てこもる五千人の武装勢力に試すのである。」

と書かれているが, 本当にそうなのかも。 この TV 映像にどのような感情を抱いたとしても, それはドラマに感情移入するようなもの。 本当にイラクは戦争屋にとって格好の「展示会場」となってしまっている。 どうりで撤退しないわけだ。

イラク人を兵器実験の的にする(そしてそれを臆面もなく放映して的外れな解説をやらかす)アメリカ(および日本)。 こうなったら人権擁護団体とか動いたら面白いのに。

☆ パスワード・マネジメント

おおっ高木浩光さんの日記が復活 & 移転している。 よかったよぉ。

私はこの記事で言う「銀のパスワード」と「ベニヤ板のパスワード」を十数個程度ストックしていて, その中から使いまわすようにしている。(記憶力がないもので) 「はてな」や「I know.」などの Web アプリケーションにはもちろん「ベニヤ板のパスワード」を使っている。 私はあのログイン機能を「認証」だとは思っていない。 これは「利便性とのトレードオフ」なんかじゃない。 印鑑だって「実印」と「銀行印」と「認印(ゴム印)」を使い分けるように, パスワードだって TPO で使い分けるものなのだ。

サービスによっては「ログイン機能」を認証ではなくユーザの行動追跡に利用しているとしか思えないようなものもある。 「なんたらパスポート」なんてのはその際たるものだろう。 名古屋のデパートでは来店しただけでカードポイントをくれるところもあるそうだが, 似たようなものだ。 そんなサービスに金や銀のパスワードを使うのは馬鹿げてるし, (個人情報だだ漏れの時代に)セキュリティ上も使うべきではない。

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2004年11月15日

☆ あぅぅ

「高木浩光@自宅の日記」の RSS が段落ごとに item を吐く。 勘弁してください。

文句をいう筋合いではないのかもしれないが, tdiary の RSS 生成は変。 段落毎に吐いたりコメント毎に吐いたり。(コメントは記事ごとに別の RSS にするとかできないのだろうか)

RSS を見ても何が書かれてるのかさっぱり分からない。 RSS なんか見るなっちうことなのかな。

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2004年11月16日

☆ 偽札?

いやいや, 新札が出てるんだっけ。 「なんじゃ, この髪型は?」 って一瞬思っちまったよ。

☆ お試し

ってか, 既に2ヵ月分払っちまったんだけど, 他のプロバイダで接続を試してみる。

「劇的」というほどではないが, かなり改善される。 116 にも問い合わせたほうがいいかしらん。

(あっ, 遅れましたが, Daa さんツッコミどうもです。)

☆ FileZilla

まちゅダイアリーの記事経由。

う〜ん。 WinSCP を常用している身からすれば, ファイル・フォルダのドラッグ & ドロップで操作するのなら 「WinSCP で何がいけないの?」 って感じ。 WinSCP でも普通に sftp 使えるし。

私はコンテンツの更新に MirrorSite を使っている。 これを使うとその辺の ftp ツールは使いたくなくなる。 最初に一回設定しておけばボタン一発で更新されたファイルだけアップロードしてくれる。 私は Subversion でファイル管理をしているのでアップロードしたくないファイル・フォルダもあるが(例えば .svn フォルダとか), そういうものも一括で設定できる。 拡張子を見てファイル属性もある程度自動で設定してくれるし。 これをドラッグ & ドロップなどの手作業でやろうと思うと気が狂いそうになる。

MirrorSite の使い勝手で sftp が使えるツールはないものか。

(追記) あっ, なるほど。 ftp と sftp をひとつのツールで使えるってのがポイントなのか。 ツッコミありがとうございます。 sitecopy は覚えておこう。 Windows 版もあるみたいだし, って Cygwin 版かよ。 がっかり〜

☆ ども

Sola さん, ツッコミどうもです。

「全然別の話題」ですが, 大統領がどちらになってもパウエル氏の「次」はない, というのは割と公然だったようです。 そのパウエル氏による台湾に関する発言は最後っ屁のようなものだという人もいますしね。

☆ 闘病日記 ...プライバシー

市民病院では来月から呼び出しの際に氏名ではなく番号で呼ぶことになったらしい。 もちろんプライバシーへの配慮のためである。

現在システム構築中ということで詳しい話は聞けなかったが, 来院の際に患者ごとに番号を割り当て (市民病院では再診受付用の端末があり, そこに診察券を通すと受付完了となる), その番号で全ての手続きを行うらしい。

その番号とやらが固定のものなのか毎回再割り当てされるのかは不明。 でも本気でプライバシーに配慮するなら毎回違う番号にすべきだろう。 検査の際は確認のために名前を尋ねられるのだが, この辺の手続きもどうなるかは不明。 来月が楽しみである。

町医者ならここまですることはないだろうが, 一応大きな病院だし色んな人が出入りするからなぁ。 昨年は病棟に(入院患者を狙った)泥棒が入ったりして防犯上も結構うるさくなっている。

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2004年11月17日

☆ (日本以外の)世界は色々動き始めるのかな

早速記事になってる。

私は国際情勢は不案内だが, 今のアメリカの状況からはどうしても「レミングの集団自殺」しか連想できない。 そのくらい突っ走ってるイメージがある。 それだけなら「勝手にやれば」って感じだが, 日本もその「大暴走」に馬鹿正直に乗っかってる雰囲気がある。

日本にとっては「敗戦」以来のアメリカとの(文字通りの)腐れ縁を断ち切る絶好のチャンスなのに, 何故「毅然として何もしない」んだ。

☆ えびす講

今年も来ました胡子大祭。 通称「えべっさん」。 明日から土曜日まで。 街はいつも以上にお祭りな感じでよろし。

私は明日, 友人とふぐを喰いに行くのだよ。 えっへっへぇ...

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2004年11月18日

☆ 文字コード

拙文「文字コードとその実装」(PDF)もよろしく, とか書いてみる。 BOM については前に書いたような。

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2004年11月20日

☆ アジャイル... ねぇ

この手の開発手法ってのは発注する方と受注する方に双方向の信頼関係(パートナーシップ)がないとできない。 開発企業を「下請け」程度にしか考えてず, 「いかに安く買い叩くか」に余念がないユーザ企業や商社相手では無理な話だと思うけど。

☆ 日本の企業に足らないもの

「eXtreme Programmingの背景にはトヨタ方式」経由。

私の乏しい経験からみる限り, 日本の企業に決定的に足らないものは以下の二つ。

  • 開発フレームワークを設計(場合によってはプログラミング)する「デザイン・チャンピオン」
  • エンジニアの可換性を考慮したプロジェクト管理と柔軟なアサイン

「デザイン・チャンピオン」っていうのはあまり馴染みがないかもしれないが(カタカナで Google したけどうまく引っかからなかった), 上級エンジニアのようなもの。 プロジェクト管理や顧客折衝は行わない純粋なエンジニアである。 したがって, いわゆる SE は「デザイン・チャンピオン」ではない。

前にも書いたような気がするが XP の手法ひとつひとつについては別に目新しいものではない。 みんな大抵どれか経験があるのではないだろうか。 まぁ私の場合その「大抵」ってのが既にデスマーチに陥ってる(あるいはやる前からデスマーチになることが決定的な)プロジェクトであることが多いので, あまりいいイメージがないのだが。 しかしそれらの要素を効果的に組み合わせてひとつの開発スタイルとして組み上げているところが XP の優れている点だと思う。

そう, 「開発フレームワーク」とは単にライブラリ・ツールや手技を指すものではない。 厳密にはツールや手技は「開発フレームワーク」の要素として組み込まれる, と言うべきか。 もちろん XP をはじめとする「開発スタイル」だって「開発フレームワーク」の要素に過ぎない。 「現場主義」や「柔軟な開発スタイル」も土台となる開発フレームワークがしっかりとしていれば, の話である。 それが「トヨタ」にはあって「日本の IT 産業」にはないということだろう。 「木を見て森を見ず」という喩えがあるが, まさにその状態。

優秀なデザイン・チャンピオンによって開発フレームワークが組まれ, それを企業へフィードバックして「技術」として資産化する。 その「資産」を元にデザイン・チャンピオンが新たなプロジェクトの開発フレームワークを設計する。 このサイクルを確立させない限りいつまでたっても「下請け」から昇格できない。 また開発フレームワークを自社でちゃんと押さえていれば, 下流工程なんか中国やインドあたりにどんどん出しちゃって構わないとさえ私は思う。 「技術立国」なんてのは昭和時代の発想だ。

もう一方の「不足」。 日本の企業ってのはおかしなマネジメントをする。 勘定は「人月」単位なのにアサインは固定で硬直化してしまっている。 結果「〇〇君がいないとプロジェクトが頓挫する」状態になってしまい, 「〇〇君」は過負荷で break down しプロジェクトはデスマーチに突入する。 どこでも誰でも経験があるだろう。 しかもそれが日常化してしまってるところもあるし。

オープンソースのプロジェクトはよく分からないが, 企業がやるプロジェクトというのは (理由は人事異動とか一身上の都合とか色々あるが) いつか必ず担当者の手を離れるものである。 だから手が離れるときにちゃんと「切れる」ように前もって準備しておく必要がある。 「〇〇君がいないとプロジェクトが頓挫する」ようなアサインがされている時点でそのプロジェクトは重大なリスクを抱えていると言える。 たとえプロジェクト途中で異動(あるいはリタイア)になってもスムーズに引き継げるようなマネジメントをするのが管理職の仕事じゃないのか。

この辺は私もかつて色々失敗した。 手離れの悪いプロジェクトは異動後もそれを抱えているのと変わらない。 結果的に複数のプロジェクトを抱えていることになる。 しかもその過負荷状態は「評価」の対象にならないのだ。(念のため繰り返すが, 評価されないのが問題なのではなく, こういう状態になってしまうようなプロジェクト管理をすることが問題)

プロジェクトをいつまでも手放せるようにするにはとにかく記録を残していくしかない。 納入のためのドキュメンテーションではなく記録のためのドキュメンテーションだ。 まっ最近はどこもこれはやってるみたいだけどねぇ。 プロジェクトを知らないエンジニアがそれを読んでちゃんと理解できるかってのが重要なんだよな。 これは結構難しい。

ソフトウェア開発全体におけるドキュメンテーションの割合って9割くらいはあるんじゃないだろうか。 ISO なんたらとかあって走り書きのメモまでファイリングさせられるし。

余談だが, 日本の「成果主義」ってのは方向性が間違ってないか。 成果というのは「結果が会社に対して何をもたらしたか」で判断されるべきものだろう。 粗利や人件費による減点方式の評価でそれがわかるというのか。 ちゃんちゃらおかしい。

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2004年11月21日

☆ コメント spam 対策

Baldanders.info/blogコメントをモデレーション付きにした。 面倒だけどしょうがない。 なんでうちみたいな辺境にくるかなぁ。

こういうのってあまり詳しくないのだが, コメント spam 用のツールが出回ってたりするんだろうか。 Movable Type なら CMS ツールとしてはメジャーだし。 他にうちに来る理由が思いつかん。

☆ 「GPSで居場所が通知される携帯電話?」

あぁ, やっとわけがわかったよ。 まぁマスコミ報道レベルじゃ GPS と BTS (Base Transceiver Station)の区別がつかなくても致し方ないか。

☆ Thunderbird and Enigmail [Cipher]

「Mozilla_Thunderbird0.9について」 の後半に Enigmail についてのレポートがある。 かなりよさげ。

そういえば以前に高木浩光さんが指摘されていた Becky! 用の S/MIME プラグインの問題点は 1.04 で修正されている模様。 私は試せないが。

これから S/MIME は必須かなぁ。 まぁサービスを行う企業側で認知してくれないと意味ないのだが。 @nifty には証明書発行サービスがある。 でも @nifty のメールアドレスってほとんど使ってない。 メインで使ってるアドレスの ISP にはこういうサービスがない。 有料でもいいからやってくれないかなぁ。 「さくら」とかやらないかしら。

newPG レベルの実装が GnuPG に入るようになれば(GnuPG 2.0 で入る予定) X.509 も OpenPGP も一括で扱えるようになるのに。

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2004年11月22日

☆ 「クリエイティブ・コモンズを50文字以内で説明せよ」 [Code]

しまった。 「そのうち書こう」ともたもたしているうちに先に書かれてしまった (^^;)

「3秒で説明」は難しい気がするけど, 「飲み屋の姉ちゃんに解かるように説明する」ことを念頭において考えると意外とできるかも。 いやいや, 飲み屋でそんな話したくない。

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2004年11月23日

☆ えっ?

今日って(世間は)休みだったの? だぅ〜

まぁ私には関係ないけどね。 さて, 仕事行くか。

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2004年11月24日

☆ wxWidgets

「wxWidgets でクロスプラットフォーム GUIアプリを作ろう」 を見て wxWidgets を勉強中。 なのだが, 最初の1フィートでうまくいかない。

まずつまずいたのはコンパイラの書式。

g++ -c hello.cpp `wx-config --cppflags`

なんてな書式になる。 当然コマンドプロンプト上ではうまく動かないので MSYS の仮想ターミナルから起動することになる。 すると「wx-config なんかないわ! ボケェ」(かなり意訳)とか文句をいってくる。 これもしばらく悩んだが, ビルド時に「make install」すれば適切な位置にコピーしてくれるんだっけ。 UNIX のお作法になれてなくてごめんね。

これでうまくいったと思いきや, 今度はリンク時に「モジュールが足らんわ! ボケェ」(意訳だってば)などと言ってくる。 これは悩んだね。 該当部分のソースコードを眺めて zlib を使っていることに気が付いた。 そこでコマンドラインに -lz を足してやると, 動くじゃん! 最初から enable にしとけよっちうねん。 もっかい configure からやり直しじゃあ。

もうがっかり。 ここまでで4日くらい費やしてる。 人月で言えば2人日くらい。 やってられないっスよ。

とういうわけで苦悩の日々はまだまだ続くのだった。 でも BOINC core client も wxWidgets でリプレースするとかいう話もあるし, ここは是非マスターせねば。

☆ そろそろかな

今年も参加しよう。 私はクリスチャンではないので神に感謝したりはしないが, 人にならたくさん感謝することがある。 人に感謝できるってことは幸せな証拠だよね。

☆ RSS と CCPL

ced さんの日記(11/23)経由であちこち。

既にあるコンテンツを加工して RSS を作るんだから, これは単純にコンテンツの二次利用になると思うんだけど, どうなんだろう。 形式が XML だから「これはデータベースだ」と言い張ることもできるかもしれないけど, データベースだって著作物だしね。

ってぇことは他人のコンテンツから RSS を作って公開するからには, 当然元の著作物に付随するポリシーなりライセンスなりの影響を受けるわけで, もちろん「All rights reserved.」なんて書いてあれば手も足も出ない。 CCPL を例にするなら nd オプションが付いていればそもそも RSS を作って公開すること自体 NG (個別に許可を得ていれば別)だし, sa オプションが付いていれば当然 RSS の公開も元の著作物のライセンスに合わせる必要がある。 by はあまり問題にならないような。 大概筆者の名前は入れるよね。 入れないのかな。

今まであまり問題にならなかったのは, RSS ってのが所詮「身内」だけで運用されるマイナーな手段に過ぎなかったということだろう。 でも, 商業サイドも RSS を「使える技術」として認識し始めてるし, 行政サービスとして提供している国もある。 これからは色々面倒な問題が起きるに違いない。

実は RSS 1.0 であれば記事単位に CCPL を宣言することは可能。 これは難しいことでは全然なくて, 各 item 要素内に cc:license を埋め込めばいいだけのことだ。 この考え方を推し進めていけば記事単位に異なるライセンスを設定することだってできるのだ。 もっともそんなことができる CMS ツールなど聞いたことがないし, それを解釈できる RSS リーダ(アグリゲータ)があるという話も聞かないが。 他の RSS バージョンでもそういうことができるかどうかは不明。

私の場合, ここの戯れ言と Baldanders.info/blog で微妙にライセンスの運用を変えている。 ここの戯れ言は日記的な要素が強いので記事単位ではなくページ単位で CCPL を設定している。 ただしトップページの RDF は RSS で代用している。(アーカイブページは RDF を埋め込んである)

一方, Baldanders.info/blog では個別記事のみ CCPL を設定していて, トップページやカテゴリ/月別アーカイブではライセンスを明示してない。 まぁトップページでは一応本文に by ライセンスを適用していることを説明しているけど RDF は埋め込んでなかったりする。 したがって RSS も item 毎に CCPL をセットしている。

話はそれるが, RSS に CCPL をセットする際は, 大抵 channel 要素に埋め込まれてしまうのだが, これってどうなのだろう。 RSS 1.0 の場合, channel が何を指してるかによるのだが(RSS 1.0 の仕様としてはどっちでも良いらしい), RDF 的には RSS ファイル自身を指すのが普通だと思うので, channel 要素に CCPL を埋め込むということは元のコンテンツではなく RSS 自身の利用ライセンスを宣言していることに他ならないのではないか。 いや, やっぱ違うかな。

RSS の利用ポリシーもさまざまだ。 マスコミ系ニュースサイトの RSS では二次利用を禁じているものもある。 しかし考えてみれば RSS の情報というものは複数の RSS 情報をミックスしてフィルタリングして使うのが一般的ではないだろうか。 そう考えると二次利用を禁止したり Shared Alike を強制するようなスタイルでは「使えない」んではないだろうか。 これって GPL でライセンスされたプログラムライブラリが使い勝手が悪いのと同じような感じではないかと思う。

しかしコンテンツ自体の利用ポリシーは色々あってしかるべきだし, そう考えると RSS はコンテンツの付属品と考えるのではなく(関連はあっても)別のコンテンツとして運用を考える必要があると思う。

☆ 「Unicodeとセキュリティ」

そっか, 最近は BMP 以外も定義されているのか。

「文字コードとその実装」(PDF)もそろそろ整理しなきゃと思っていたが, この辺を加筆して完成図書入りさせよう。

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2004年11月25日

☆ 今年も参加します!

ちなみに私のページ。 そういえばこちらもやっぱりやるらしい。

いやぁ, クリスマスだなや。

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2004年11月26日

☆ 組み込み?

なんちうか, RT-Linux のようなリッチな OS が組み込めるような恵まれたプラットフォームなら, それは既に「組み込み」とは言わないんじゃないのかな。 ましてや(単なる PC (Programmable Controller) を超えた)「ユーザインタフェース」を持つのならなおさらだろう。 上記の記事は「組み込み」の定義を広く取って無理やり RT-Linux を範疇に入れようとする意図が感じられる。

というわけで全然参考になりません。 ネット家電や携帯端末は既に「組み込み」じゃねぇよ。 「家電」的な品質は要求されるけどさ。 そういう意味でも RT-Linux は Custommer Requirement を満たしていない。

TCP/IP などのリッチなプロトコルスタックが組めないから CAN/LIN を選択せざるを得ないんじゃないの?

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2004年11月27日

☆ まっはじゅうごのすぅぴぃどだぁ!

やはり, ADSL の調子が悪いので NTT の中の人に診てもらうことにした。 そういう日に限って調子よかったりするんだ, これが。

で, まぁ配線の仕方とか色々アドバイスしてもらって(さすが! アナログ弱いからなぁ私), ついでに外の保安器(?)も診てもらって念のため部品も交換してもらった。 したらば速いのなんの。 下り速度が一桁上がっちまったよ。

だぁ! お前のせいだったのか! 疑ってごめんね @nifty。

久しぶりにスピードテストもやってみた。

前回は 3.51Mbps だったが, 今回は

測定サイト  http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
測定時刻  2004/11/27 10:22:53
回線種類/線路長/OS ADSL/0.5km/Windows 2000
キャリア/ISP/地域  NTTフレッツADSL 12Mbps/alphainternet/広島県
ホスト1: WebArena(NTTPC) 1.4Mbps(539kB,3.2秒)
ホスト2: SAKURAインターネット 1.5Mbps(758kB,4.2秒)
推定最大スループット: 1.5Mbps 
コメント: NTTフレッツADSL 12Mbpsの平均速度は2.7Mbpsなので少し遅い方で
すが、線路長が2km以上であれば問題ありません。ADSLでリンクが安定しない
場合は光ファイバへの移行をお勧めします。(下位から30%tile)

とほほ。 半分以下かよ。 ちなみに収容局は歩いて一分(不動産屋さん計算方式)のすぐ近所だ。 まぁいっか。 実務上はこれでも困らんし。 「光」って賃貸マンションの各室ごとに引けるものなのか?

☆ Vine Linux 3.1

だぁ! もうバージョンアップしてるよ。 ペース速すぎ。 まぁ apt-get のおかげでアップグレードは簡単だけど。 以下メモ。

まずはスーパユーザに切り替える。 /etc/apt/sources.list を開いて「3.0」を「3.1」に置き換える。 その後, 以下のコマンドでアップグレードを行う。

# apt-get update
# apt-get dist-upgrade

ただしこれだけではカーネルがアップグレードされないので, 「カーネルパッケージのアップグレード」を見て作業する。 ちなみに今回は kernel#2.4.27-0vl4 を選択。

以上の作業は全て PuTTY 仮想端末でできる。 便利な世の中になったもんだ。

☆ そういえば

@nifty の ADSL 接続は解約してしまった。 だって「さくら」のほうが安いんだもの。 PDA で接続することはないが AireH" や @FreeD でも接続できるし, ひとつだけだけど固定 IP もくれるし。(私は自宅で公開サーバを置くなんて面倒なことはしないので,これで OK)

@nifty を一番安い料金設定に変更すれば @nifty 自体は解約する必要はない。 のだが, ちょっと考えてしまう。 メールアドレスを使っているわけじゃないし @homepage で SETI@home 関連のコンテンツを置いてるくらいか。 IP 電話も要らんし(そもそも固定電話は殆ど使わない。昔はケータイなんか毛嫌いしてたのに), cocolog も休眠中だし。 でもなぁ, 来年で入会10周年だしなぁ(当時「日経 MIX」から乗り換えたのだ)。 止めちゃうのはもったいない気がする。

☆ はてな関連

うちにもメールが来てた。 以下の三つの記事を見れば大丈夫かな。

個人的にはよかったと思っている。 住所登録の義務化が撤回されたことじゃないよ。 そもそもメールでは住所登録の義務化を止めるとは書かかれてない。 今回のやり方を白紙撤回するといってるだけだ。 今後はプライバシーポリシー等の基準をしっかり固めた上で「今後のサービス追加に応じて住所登録選択制を検討します」と書かれている。

今回, メールの文面からは凄く勉強している印象を受けた。 例えば

また、セキュリティー対策の専門家に相談を行い、 現状で対策が不十分である部分の洗い出しと対策を2004年12月中に行い、 その後、 プライバシーマークやISMS準拠などの第三者機関の認証取得を検討していきます。

とか書かれてあって「今までしてなかったんかい!」とかつっこもうと思えばつっこめるが(いや,マークはどうでもいいんだけど), こういうことを正直にカミング・アウトして今後のビジョンを見せていくことは非常に大切なことだと思う。 大げさに言えば, ぬるま湯的なベンチャー体質から(社会的責任を取れる)まっとうな企業へと変わりつつあるんだなぁ, という感じ。 実はこれまで「はてな」には大した思い入れはなかったのだけど, 今回少しだけ好感度が上がった。 今後を期待して見ていくことにしよう。

私っすか。 私は当面このまま。 だって「はてなアンテナ」って凄く使い勝手が悪いんだもの。 あの UI が改善されるまで使う気にならない。 今回の件はきっかけに過ぎないということで。

ところで, プロバイダ責任制限法のザルさ加減についてだが, プロバイダ企業側が対症療法としてユーザの身元や行動を把握しようとするのは理解できるが, 法の専門家が同じような見解を見せるのはいいのか? 「悪法も法だから」って諦めてしまってるように見えるぞ。 そんなんでいいのか。 あぁ, だから著作権法もいいように改正されちゃうのか。(もちろん暴言)

☆ Seesaa ダウンロード

知る人ぞ知る「ダウンロード・アスキー」が12月から「Seesaa ダウンロード」に改名して色々リニューアルするらしい。 まぁ, 既に6月から Seesaa に引き継がれているコンテンツだしね。

実は(まったく宣伝していないが)私の拙作も置かせてもらっている。 でもバージョンが古いんだよなぁ。

☆ お風呂で読める「青空文庫」

面白そうだなぁ。 今度本屋に言ったら探してみよう。 つか, 文化過疎地広島にあるのか?

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2004年11月28日

☆ トム・クルーズが観たい

とか言う人がいるので, 「コラテラル」を観に久方ぶりに映画館に行ってみる。

いやぁ, やっぱトム・クルーズいいわ。 男前は得やねぇ。 「私ヨン様大好きよ」って言われると「ええぇ?」って引いてしまうけど, トム・クルーズなら「さもありなん」と思ってしまう。

封切りからだいぶ経っているせいか60席のミニシアターでの上映だった。 座れなかったらどうしようかと思ったよ。 まぁ余裕だったけど。

個人的には好きなタイプのストーリー。 ハリウッド的ハッピーエンドじゃないのも好み。 ああいうのって好みが分かれるんじゃないのかな。

絵的にはタクシーの前を犬(友人は狼だと言い張っていたが)が横切るシーンが印象的。 内容はまぁまぁ。

ゴジラの予告編で轟天号を見て一人はしゃいでいたのは内緒だ。

☆ wxWidgets (2)

--with-zlib を追加して configure をやり直しても同じ結果になる。 諦めて中身をちゃんと見ることにした。 面倒なのは嫌いなんだってば。

wx-config を見ると, ちゃんと -lz が付いている。 しかし g++ に通すと効いていないように見える。 どうやら -lz は -lwxpng-2.5 より後に指定しないと効かないらしい。 他のプラットフォームは知らないが, 少なくとも MinGW 系の gcc 3.4.2 ではそういうことのようだ。 理由は不明。 まぁ私もコンパイラを信用するほどお人好しではないが。

☆ GnuPG 関連 [Cipher]

しばらく訪問してなかったら新しい情報が入ってる。

GPGME も試さなきゃなぁ。

☆ SETI に似ている?

spam サイトを DDoS 攻撃するツールを配布するっちうのも相当凄いが, それを「ある意味SETIに似た仕組み」などと書かれるのは聞き捨てならないのだが。 本当に「ここはひどいインターネット」だなぁ。

参考:

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2004年11月29日

☆ 安物紙幣 ?

新紙幣にアイロンをかけるとあの金ぴか部分が変質してしまうらしい。 あんなデパートのギフト券みたいなデザインにするからよ。

紙幣デザインが切り替わるたびに安物感が増していくのは気のせいだろうか。 高額紙幣はデパートのギフト券みたいだし, 五千円札は顔が怖いし(ごめんなさい), 千円札は「ラーメン大好き小池さん」みたいだし。 そういや最近二千円札が流通し始めてない? 邪魔なんですが,あの中途半端な金額。

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2004年11月30日

☆ スキル標準

「kayakaya日記」 11/29 の記事経由。

そういや, 「「組込みソフトウェアスキル標準」とは?」 なんて記事もあったな。 この手の「標準」ってのは結局エンジニアのランク付けのネタでしかないような気がする。 ランク付けしちゃったら人事評価(日本では人月単価)に影響が出るのは当然。 「人事評価の尺度ではない」なんて薄っぺらな言葉にはなんの説得力もない。 確かに「要求されるスキル」ってのはあるけど, 「標準」なんかでくくれるような単純なものではないと思うのだが。 そんなに都合よくいつでも人材を調達できるものでもないし。

人材が足らないから「標準」を定めてそれに向かって頑張りましょうってのは詭弁に過ぎない。 その結果として1990年代に大量の「使えないエンジニア」を整理せざるをえなかった「あの経験」をもうみんな忘れてしまったのだろうか。 エンジニアにとっても1990年代は「空白の10年」だったのかな。

個人的にはスキルよりも経験年数(つまりどれだけ場数を踏んでるか)の方が重要だと思うし, (当然若い人たちにはそんなものないので)これは業務をこなしながら身に付けていくしかない。 ある仕事に対してスキルを要求されながら実際にはその仕事の中でスキルを身に付けていくしかない, という矛盾と向き合いながらやっていくのが「プロのエンジニア」ってもんだろう。

「コンピュータ・エンジニア」と一口に言っても色々あって, 用語からしてそもそも違うし。 今回, 車載コンピュータ制御の仕事をやらせてもらってるが, 用語を覚えるだけで一週間かかった。 そういや通信系の仕事をやってたときもそんな感じだったなぁ。 自分用の用語集を作るのが最初の仕事だったり。

とか思うのだが, やっぱ「標準」はあったほうがいいのだろうか。

☆ なんとなく納得

この記事を見て, なんとなく腑に落ちた。 「じゃあ,いらない」と言った私は結局「はてな」を ASP (Application Service Provider)企業として「信用」してないんだな。 信用していない会社に個人情報を預ける気にならないのは当然だろう。

別に「はてな」が特別なわけじゃない。 私はユーザに無料で提供されるサービスを基本的に「信用」していない。 しかし「信用」がなくても成り立つ関係だから(そしてもちろんそれを利用するのが「便利」だと思うから)利用しているのである。 コンビニエントで「いつでも止められる」サービスだから, 「リスクが高い」と感じればとっととばっくれる。

私は上記の記事ほどは悲観的に考えていない。 似て非なるサービスたちの間でユーザが流動的に振舞うのは, それらのサービスについて「便利」以上の価値を認めていないからではないのか。 「はてな」がそうした「ただ便利なだけのサービス」で終わるのか, それ以上のベネフィットをユーザに与えてくれるのかは先日示されたビジョンをどう実行していくかにかかっていると思う。

☆ やばい,言ってるかも

言った覚えがあるような台詞がチラホラと。 でもこういうのって言った台詞そのものよりもその場のシチュエーションのほうが問題だよね, とか言い訳してみる。

知り合いで一応私がコンピュータ関係の仕事をしていると知っている方達が色々訊いてくることがあるんだけど, 結構困るんだよね。 どう説明して良いのかわからない。 どう言ったら理解してもらえるのかわからない。

例えば先日の話で, ある人が「パソコンを買いたい」と電気屋のチラシを持ってアドバイスを求めてきた。 中古だがメーカ品でそれなりに良さそうなのだが, よく見ると「OS は別売」とか書いてある。 で, 「これは OS を別に買わないといけないから実際にはもっとお金かかるよ」 とアドバイスすると 「オーエスって何?」 と切り返されるわけだ。 さぁ, どう答えればいいんだろう。

もちろんここで「OS とは何ぞや」などと講釈をたれるのは愚の骨頂である。 相手が訊きたいことは明らかにそういうことではないからだ。 もちろん(「OS って何?」って訊くくらいだから)用語・隠語の類は一切 NG だ。

人に説明するってのは本当に難しい。 別に見下しているわけじゃないんだよ。 その辺察してあげてください。

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