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せち日記 (2003年02月分)

2003年02月01日

モデムが来た!

嬉しいなったら嬉しいな, ポン! (でも開通はもう少し先)

あんまり売れなかったらしい

「月の土地を売った男、詐欺罪で起訴される」

まぁバカ売れにはならないよな, 普通。 詐欺師ちうか山師だな。 しかもかなりおマヌケ。

月齢計算

へんしゅうこうきの 1/31 の記事より。 月齢計算をする Ruby スクリプトで, サーバサイドスクリプトとして Web コンテンツに埋め込めるそうな。

サーバダウン中?

SETI@home の WU 配信サーバが調子悪いらしい。 たまに繋がる時もあるらしいので気長にやるしかないかも。 うちの MultiSeti のステータスを見ると, まだ当分は大丈夫のようである。

火星関連イベント

「西はりま天文台ワークショップ: 火星大接近で何を探るか」

行ってみたいんだけど 4/12,13 かぁ。 そんな先の予定は立てられない。(^^;)

4月って大抵仕事なくて大困りしてる時機なんだよなぁ。 去年は客先に捕まってたけど。 3月入ってから決めよ。

本当に無くなっちゃったのね

コンパイルの持ってる版権等はみんな (有) アイキに移動しちゃったらしい。

スペースシャトル空中分解?

だとぉ!? (SACニュース No.667-)

2003年02月02日

スペースシャトル空中破壊!

例によって NHK や他のマスメディアの解説はアレ過ぎるので, SACニュースを中心に追っていった方が分かりやすい。 しかし, まずは乗組員の方々のご冥福をお祈りします。

着々準備中

ルータを買いに街に出る。 広島旧市内で一番安い量販店に行くが, 恐ろしいことに無線ルータしか売っていない。 需要はあるんだろうけど何でそんな割高なものを売りつけようとするか! しゃあないのでソフマップまで出掛け, YAMAHA のルータ RT56v を購入。 ルータについては仕事絡みで色々酷い目にあってるので YAMAHA で通すことにしている。(いや,お金に糸目をつけないのなら他にも選択肢はあるけどさ)

いや, 何がビックリって, 最近のルータってシリアルポートがないんだねぇ。 初期設定とかどうやるんだろ, と思ったら電話機を直接繋いでキーパッドでコマンドを送ることができるらしい。 さもなければ手持ちのマシンを 192.168.0.0/24 のノードに一時的に繋いで HTTP または telnet で設定するか。 シリアルで直結できないってのはメチャメチャ不安なんだけど, 慣れの問題?

ほほう, VoIP が使えるのか。 NetVolante 同士なら簡単にIP電話にできるらしい。 それでやたらアナログポートがあるのか。 実家もこれにさせようかな。 したら実質通話料タダにできる (ADSL 接続の利用料のみ) し。

syslog サービスも設定して私の方はこれでいつでも開通OK! (Windows 用の syslog サービスでは 「SOHOルータ向け Syslog、Time サービス」 がお薦め)

量販店に無線ルータしかない, という状況は少々ヤバいのではないだろうか。 初期セッティングがお手軽というだけで管理面が杜撰なままなら, きっとみんなおっぴろげ状態だぞ。 それとも最近の無線ルータはシロートでもアカウントや暗号化の管理が合理的かつ効率的にできるように改良されてるのだろうか。 今回買ったルータでもルーティングやフィルタリングの設定は昔とそれほど変わってなかったのに。

2003年02月03日

あっ開通してる

本当はまだの筈なのだがモデムが既に Ready 状態になっていたので試しに繋いでみたら繋がってしまった。 わいわい, これで私も今日から 「ブロードバンド」 な人。

試しに 「ブロードバンドスピードテスト」 で計測してみる。以下結果:

測定サイト  http://www.bspeedtest.com/ v2.2.1
測定時刻  2003/02/03 11:13:48
回線種類/線路長 ADSL/0.5km
キャリア/ISP  NTTフレッツADSL 12Mbps/nifty
ホスト1 WebArena(NTTPC) 3.51Mbps(974kB,2.6秒)
ホスト2 AT-LINK(C&W IDC) 3.26Mbps(974kB,2.4秒)
推定最大スループット 3.51Mbps(438kB/s)
コメント NTTフレッツADSL 12Mbpsとしては速いほうです。(2/5)

とほほ, これで速い方なの? いや,まぁ, 3Mbps も出てりゃ充分だけどさ。

参考までに:

上りもだいたい 700Kbps 前後。 VoIP はできそうかな。

常時接続になったらやりたかったこと

「SOHO real time images screen saver」

これで SOHO の最新画像がいつでも私の手元に! (って, まぁ何するわけでもないんだけど)

事故関連 (不謹慎でゴメン)

まぁ私だって何かに関ってるわけでもないし専門家でもないのだから, あれこれ言う資格はないんだろうけど, それでも何しか書いてしまうところが日記コンテンツのよいところ。 で,取り敢えず, めぼしいところをピックアップすると:

くらいか。 事故そのものについてはマスコミ報道や SAC ニュースで充分追えるので, それ以外の部分を中心に。

今回のマスコミの反応はちょっと面白かった。 ワイドショウ系は見てないので分からないが, TV画面などから読み取れる印象は 「どうコメントしていいか分からない」 って感じ。(やたら情緒的な面を強調する記事が多い。 しかも散発的) そうでなくても素人には分かりにくいのにあんなインパクトのある映像を見せられたんじゃさもありなん? 逆に考えれば, マスコミがきょとんとしている間に開発推進に向けて (余計な雑音なしに) ロビー活動ができる筈。 特に米国依存の高い今の国際宇宙開発の現状が浮き彫りになったことで有利にことが運べると思うのだが, どうだ。

SAC ニュース No.681 でクラッキング原因説を否定している。 つか, なんでも記事にすりゃいいってもんじゃないと思うのだが。 シャトルのシステムの話は私も聞いたことがある。 多数決制のシステムで 4bit MPU 使ってるんじゃなかったかな (うろ覚え。 混んでいるのか,向うのコンテンツに全然アクセスできない)。 「パソコン」 や (UNIX などの) ワークステーション的な想像で 「クラッキング」 を思いついたのかもしれないが, システム設計の根本思想が違うのでまるで比較にならない筈。

2003年02月04日

ゴメン,ECD って誰?

ECDBBS でのやりとりについて, 「ミュージックマシーン」(2/4) とか 「音楽配信メモ」 (2/4) とか 「誰が為にCCCD」 とか。

この辺の動きが一部の異端によるものなのか, もっと大きな動きへのプロローグとなるのかは (音楽業界ってよく分からないんで) 不明だが, 面白い動きではありそうな。 CCCD (CDS) はネット上では技術的不備ばかりデフォルメされているようにみえるが, 本当の問題は作り手と利用者にとって作品を乗せる媒体がそれでいいのか, ってぇことだよな。 単純なことだけどその選択を許さない何らかの圧力があるということ。 そのあたりを作り手側がもっと意思表示しだすと状況は変わっていくのかもしれない。

大昔, 自分の 「音楽」 を広めるためにはパトロンが必要だった。 そして, つい最近までは音楽産業というシステム (CCCD もそのシステムの具象化と言える) が必要だった。 今そのシステムが他のものに置き換わろうと (あるいはもっと控え目に並立しようと) しているのならそれを阻害すべきじゃない。 でもそのためにはまず意思表示が必要。 というところだろうか。 これを実現するためには利用者も供給されるのを待ってる (つまり「消費者」として振舞う) だけじゃダメだよね。 でも自動給餌機のような 「便利」 な流通システムに慣れきっている 「消費者」 にとって, それは作り手が CCCD を拒否するより難しいんじゃないのかな。

ところで ECD って誰? おぢさんさっぱり分からないんですけど。

流通業はパトロンか

(音楽産業に限らず) 今の流通システムの最大の問題は 「しょせん中世・近代のパトロンの代わりに過ぎない」 という点ではないかと思う。 自分の作品を世に広めて糧を得るにはかなりのコストがかかる。 最近まではパトロンや流通システムがそのコストを肩代わりしていたのだ。 しかし状況は変わりつつある。 ネットの登場で流通コストは劇的に低くなった。 また世に広く知られなくてもコミケやインディーズ専用の劇場などを利用して 「知る人ぞ知る」 レベルでも商業的にペイできるようになってきた。 しかも 「知る人ぞ知る」 というステータス自体がブランドイメージを形成し消費対象になっていく。 メジャーで稼いでる作家さんでもコミケに参加する時代だし。

今の流通システムは, 流通そのものからではなく, 作り手側と密に結びつきパトロンのような関係を築くことで利益を得てきた面がある。 「消費者」 は作り手からではなくそのパトロンたる流通システムからそのコントロールの下でモノを買っているのだ。 これ自体は (流通コストが高かった時代では) 悪いことではない。 しかし作り手と利用者がダイレクトにリンクできるのなら間に立ちはだかる流通システムは単に邪魔な存在なのである。 今が市場経済だというのなら作り手と利用者との関係においてお互いの利益が最大になるようにバランスを取るべきで, 流通システムは単に必要経費でしかない。 必要経費が最大になるようなバランスシートなど 「市場経済」 経営としては D マイナスだ。 これは著作権がどうとか CCCD (CDS) の技術的な問題点がどうとかいう以前の話である。

音楽業界が CCCD なら, 農業ではやはり 「偽装事件」 が象徴的か。 「付加価値」 の名の下に作り手たる生産農家の 「顔」 を見えなくすることで商品をコントロールしてきたのである。 流通企業や小売りなどは失った信頼に更に 「付加価値」(商品にタグを付けて追跡可能にするとか) を付けることで信頼を取り戻そうとしているが恥の上塗りであろう。 そのようなやり方を続けようとするなら (「消費者」ではない) 私達利用者は結局流通システムそのものを捨てて生産農家ともっとダイレクトにリンクできる方法 (通販とか朝市とかコネとか) を探すしかないのである。 どこの業界でも 「流通」 のやってることは全く同じ。 いみじくも成毛眞氏の講演内容そのままに, 彼等は 「いらない人に押しつける」 ことを生業とする押売りに成り下がっている。

ってとこでどうかなぁ。 まだ甘い? う〜ん, もうちょっと練り直すか。

川柳はいかが

「奥天の! セキュリティ川柳道場: 第二回のお題「ウィルス」」

いや 「彼からと 信じたメール うつされた」 って句でちょっと違うもの連想してしまって。 下ネタでゴメン。(最近私の周りが下ネタづいてて。 みんな発情期なのか?)

2003年02月07日

月の所有権

わけあって昔の日記とか読み返してたら懐かしい記事を見つけてしまった。 そういや, 月の土地と抱き合わせで 「月のひつじ」 の前売りを買っちゃった人は先日のニュースをどう思うのだろう。

真紀奈さんのところの記事はちゃんと真面目に書いてあって説得力があるので是非ご一読を。 ところで Lunar Embassy Japan だけど, 現時点でバリバリに活動しているみたい。 バレンタインデー企画もやってるし。 『アポロってほんとうに月に行ったの?』 の本の宣伝までしてる (^^;)「Gentle Art」 のところの記事によると Lunar Embassy Japan は米国本社から販売権を買って商売しているらしいので, 他所の国の販売会社が詐欺で捕まったとしても関係ないんだろうな。 どの程度真に受けてる人がいるか, ということもあるだろうけど。

売れりゃ何でもええんかい!

『アポロってほんとうに月に行ったの?』 って本が出てるとは知らなんだ。 それも朝日新聞社から。 この本が科学や天文の棚に並んでたら怒るで! しかし,ショーミの話。

そういえばNHK出版も医療機器販促キャンペーンな本を出してるし, もう出版社によるフィルタリングやゾーニングは機能してないようだ。(今更だけど)

火球

「冬の夜空に不意の巨大火の玉出現」

火球って話題になる時とならないときがあるよね。 どういう基準なんだろう。 時間帯かな? 夕方なら目撃者も多いし。 ちなみに 「日本火球ネットワーク」 は私が学生のときには既にあった。 流星関係の学会やコミュニティは昔から活発に活動してる。 中高生でも高価な機材がなくてもできる天体観測のひとつだし。 中四国には 「瀬戸内地区流星観測者会」(通称「まるせ」) というのがある。

事故関連 (4)

そろそろみんな冷静になってくる頃だろうか。 事故原因の方もだいぶ絞れてきている感じである。 米国には 「フロンティア・スピリット」 という大ビジョンがある。 これがある限りまた宇宙開発への歩みをはじめることだろう。 ロシアや中国やその他の国も色々貢献していくだろう。 日本はどうだろうか。 (事故直後にすんなり無人カプセルを打ち上げてISSにドッキングさせてしまうロシアの手際は見事。 SACニュース No.684 の野尻抱介さんの記事に対し強い説得力を与えるだろう)

これまで挙げた記事を含めて 「スペシャルリンク」 にまとめた。 更に今回の事故について参考になるページを3つヘッダ部分に挙げておいた。 これからも注目してみていかなければ。

2003年02月09日

顔に「バカ」って書いてある

いや,まぁ,いいんだけどね。 いつもよくしてもらってるお店だし。 「しゃとうらとぅ〜る」 って何? えらくバカっ高いワイン。 美味かったけどさ。

そうそう, スッポンづくし。 おいしゅうございました。 これでフクにカキにスッポンと, この冬の味覚はほぼ制覇したな。

火球 (2)

例の火球だが, 徳島海南天文台でCCDによるビデオ撮影に成功していたらしい。 早速ダウンロードして見てみる。(ADSL速〜い) おおおっ! こいつぁ凄いぜ!! 最後分裂して消滅するところまでバッチリ映ってるぢゃん。 ここで使われている 「火球パトロールVTRカメラシステム」 は移動光源を自動的に感知してカメラを切り替えるシステムなのだそうだ。

いろもの物理学者さんの最新テキスト

「最小作用の原理はほんとに『最小』か?」
「重い物体も軽い物体も同時に落ちるって本当?」

「重いものほど速く落ちる」 っていう話は前にどこかで聞いたことあるなぁ。 どこで聞いたんだっけ。 学生時代かな?

私は『無気力人間』

久し振り,測定もの。

結果は:

あなたのF尺度は: 1.6
あなたは『無気力人間』です。 社会や政治、そして自分への無力感を持っていることが特徴です。
因襲主義:1
権威主義的従属:1.6
権威主義的攻撃:1.3
反内省性:2.3
迷信とステレオタイプ:1.2
権力と「剛直」:1.8
破壊性とシニシズム:3.5
投影性:1.8
性:NaN

って (^^;)

「性的「現象」についての誇張された関心」 が NaN ってのはヤバすぎないか? そりゃ確かに淡白だけどさ,私。

次期 SETI@home

おおっ! いよいよ自動化ですか。 ニュース等のフォローは Team EDGE さんが一番充実しているので期待してます。

うちはどうしようかな。 てか, そもそも次期プロジェクトでも HUAA の名前使わせてもらえるかどうか不明だし。(現役に了承とっとかないと) 今のページについては一部は完成図書としてドキュメント倉庫に移す予定。 ツール類は Software Labo. にでも移しておくか。 残りは破棄かな。 次期プロジェクトでチームを作れなさそうなら Team EDGE さんにでも入れてもらお。 次やるにしてもニュースとか流れものの情報を追っていくのは現状では難しいので, blog みたいな形式じゃなくて今まで通りテキスト主体の簡単な解説文を書きちらしたりとかになるだろう。 せち日記も考えなきゃ。 今はこっちがメインで向うが番外編になってるけど, 比重を逆にしてこっちは SETI@home や天文関係の話題のみ取り扱うようにしたい。 でも向うって5MBしかないから単純に比重を変えるだけではダメそう。

2003年02月11日

出た! 「軌道エレベータ」

「宇宙空間へ物資や人を運ぶ「宇宙エレベーター」、実現は15年後?」

カーボンナノチューブを使った軌道エレベータについては既にマツド・サイエンティスト研究所にある 「研究報告16 カーボン・ナノチューブ・フライホイール」(MathML) で技術的な要件について試算が行われている。 これを見る限り15年なんてスケジュールでは無理じゃないかと思うのだが。

「軌道エレベータ」 って聞くと 『That's! イズミコ』 の 「しるきい・うぇい」 を連想してしまうんだよね。 技術的・経済的問題を克服して 「軌道エレベータ」 が完成したとしても, 結局それは 「利権」 としてしか機能しない... でも,まぁ, それは今の宇宙開発におけるロケットやシャトルでも同じことが言えるんだけど。 (反対してるわけじゃないよ。 念のため)

Darwin mission

「宇宙生物の探し方」

SETI は基本的に 「コミュニケーション可能」 な ETI が対象であるのに比べ, ヨーロッパ宇宙機構 (ESA) が予定している地球外生命探査計画 「DARWIN」 は (惑星大気の組成などを調べることにより) もっと広い意味の 「宇宙生物」 を探そうとしているらしい。 大阪市立科学館プラネタリウムでは 2/28 まで 「宇宙生物を追え!」 というタイトルで投影を行っているそうなのでお近くの方は是非。

SETI@home とグリッド技術

『Meme』 No.3[特集] 21世紀の産業フロンティアを探る次世代型IT基盤 グリッド技術最前線

この記事中に SETI@home が例として挙げられている。 なお他にも NTT データが最近始めた cell computing についても特集記事が組まれている

BMI

私の BMI 計算ページを利用してくださる方がいらっしゃるようで, 久し振りに更新してみた。 判定基準は日本肥満学会肥満症診断基準検討委員会 (2000年) のものを採用した。 しかしページを公開している本人がこの体格では...

次期 SETI@home (2)

あはは。 Club-HUAA ダメだったらよろしく, ということで。 今はトップページがいきなり Club-HUAA になってるんで, 構成を変えるというのも手だな。 今はここ全体が Club-HUAA のページみたいになっちゃってるので迂闊なこと書けないし (いや,まぁ,結構好き勝手書いてるじゃんとかいう話は内緒だ)。 私のコンテンツの一部として Club-HUAA の管理ページを置くようにすれば私も動きやすいし他のチームの人も利用しやすいかな。

星図を LaTeX で出力する

「PP3 -- Celestial Chart Generation」

面白〜い! なんて私好みなツールなんだ。 どんな感じかは後程。

2003年02月12日

中東情勢

最近 「田中宇の国際ニュース解説」 が届かないのでどうしたんだろうと思っていたら, 届かないのではなくメーラのフィルタリング設定で件のメールが削除されていた (yahoo.co.jp なドメインから来たメールはサーバ上で削除するようにしていた) のであった。 とほほ。

不遜を承知で言ってしまうと, ここ最近のイラクを巡る情勢がメチャメチャ面白い展開になっている。 米国国務長官のパウエルという人は本当に凄い人だなぁ, と思う。 これが外交だよね。 (表面的な事象しか追えないバカな日本のマスコミはしょうがないとしても) 日本政府もかの人を見習って 「陳情」 じゃない 「外交」 をやっていただきたいものである。 拉致被害者や関係者の方々は直接米国に行ってロビー活動をされるようだが, 至極真っ当な判断といえるだろう。

朝からワイドショウなんか見てんなよ

最近は SOHO モードなのでつい朝のワイドショウとか見てしまうのだが (^^;), 北朝鮮の話題が殆ど毎日繰り返されていることに驚いている。 それも随分昔の VTR なんか引っ張り出してお得意のネガティブ・キャンペーンを展開している。 アレは洗脳だよ。 日本は既に対北朝鮮外交のテーブルから外されている。 できるのはテーブルについている国々に 「陳情」 するくらいのことである。 この前の韓国次期大統領の訪問にしたって, 協力を要請に来たというより 「邪魔するな」 と念押しに来たとしか思えない。 その辺の認識なしにまるで国家そのものが犯罪者であるかのような報道をただ繰り返しているように見えるのだ。 同じネガティブ・キャンペーンを展開するなら, 失策により今回の事態を招いてしまった (その上しれっと靖国神社参拝なんかする) 小泉政権こそ糾弾されるべきじゃないの?

...てなことを書いてるそばから動きが。(^^;) がんばれ川口外相。

宇宙の年齢

宇宙の年齢に関する最新の観測結果。 最初 asahi.com の記事見た時は元ネタが分からず捜し回っちまったよ。 ネットで記事を公開するなら元情報を URI で示せっちうねん。

1999年の AstroArts の記事と併せて読むと分かり易いかも。 このときは宇宙項に相当する dark energy も考慮に入れれば135億年くらいだろうと予測されていたらしい。

おおおっ

深夜番組に野田幹子ちゃん (いや,同い年なので「ちゃん」付けは失礼だけど) がソムリエの先生として出てるぅ。 学生時代からのファンです,私。 アルバムもたまに聴いてます!

日記システム物色中

GNS に代わる日記管理ツールを物色中。 XHTML/UTF-8 で出力できて, できれば (現在勉強中の) Ruby で書かれているもの。 あまりサーバ環境に恵まれてないのとマスタ文書を手元 (ローカル) で管理できないのは個人的にイヤなので, 静的管理ができるやつがいいなぁ。 という要求スペックに一番近いものとしては nDiary あたりか。 でも UTF をサポートしてないみたいなんで, その辺悩みどころなんだけど。 blog 系も魅力なんだけどね。 あれって基本的にバックエンドに DBMS (もしくはそれに相当するモジュール) がないとダメみたいだし。 Referer を表示するだけなら CGI/SSI と組み合わせて近いこともできるみたいだけど。 あっ SSI 使えるところないや,私。

アンテナも自前のが欲しい。 ふくはらさんのところってどうやってんだろ。 ローカルで取ってきて自動的に FTP で PUT してんのかな?

おや?

私のメイン ISP である ALLESNET のホームページサービスが変わってるなぁ。 容量も 50MB に増えてるし, ロボット (クローラ) も Welcome 状態になってる。 制限は CGI/SSI が使えないことくらいか。 それじゃあドキュメント倉庫はあっちに置こうかな。

2003年02月13日

「完全無欠のシステム」だとさ

「人命最優先の宇宙開発を」

NASA を含め各国の宇宙開発の活動は十分 「人命最優先」 だと思うけどね。 それでも事故は起きる時には起きる。 ゼロリスクのシステムなどあり得ない。 宇宙開発に限らなくてもいいから, そういうものがあるのなら是非教えていただきたいものである。 火星人が造ったものじゃあるまいし。(^^;)

それとも政治的な意図で以って言ってるのか,これ。 リスクゼロを要求するってことは反対または拒否してるのと同義。

夜更かしはお肌以外にも...

「星見と生活リズム、そして脳への影響」

ひー。 まぁ,でも, 星見は楽しい分まだ救われるけど, 仕事で夜更かしした日にゃ...

試しにやってみた

試しに 「Spiegel's Antenna & Links」 を作ってみた。 なんだ, 意外と簡単。 Linux 機に 「たまてばこ」 をインストールして収集させた後 ftp で送るだけ。 この処理をスクリプトに書いて cron に仕掛けておけば定期的に更新してくれる。

が, リスト作成で挫けた。 続きはまた後で。

2003年02月14日

恐怖のバレンタイン

いや,基本的に甘党なんでチョコレートも好きなんだけど, バレンタイン・ディには (ホワイト・ディも) いろいろとトラウマが... (^^;)

パラパラテキスト

結城浩さん「パラパラテキストによる主の祈り」 を公開しておられる。 面白〜い。

実在するとは

「4割の小学生が「学校ではうんちをしない」」

この 「TOTOべんきのうた」 って,もしや 「市立鋳銭司学園高校放送部」 でたまごちゃん (左側の女の子ね) が唄ってたやつか。 う〜ん, 実在するとは知らなんだ。 しかしこの 「TOTO KIDS」 のページは酷いなぁ。 久し振りに極悪ページを見てしまった。

でも子供って学校や公園のトイレでするの嫌がるものなんじゃないのかな。 私の子供時代だってそうだったし。 トイレが汚いとかいうのは言い訳だと思うなぁ。 そういう 「理不尽な潔癖さ」 が子供の子供たる部分。 ようするに恵まれてるってことだよね。

大学は何するところ?

「学生の7割が思う「知識の身につかない大学」」

「筋道立てて考える習慣が身についていない」 ってそりゃ学校の問題じゃないだろう。 たしかに論理的・合理的に考えるというのはある程度訓練が必要ではあるけど, 「身についてない」 って問題意識を持ってるのなら自分で何とかしろって。 自分のことなんだから。 時間はたっぷりある筈。 まぁ典型的な不良学生だった私が言っても説得力ないけど。

あと 「大学で知識を身につける」 なんて発想は激甘。 「社会」 で役に立つ知識は 「学校」 の外にある。 大学や専門学校で2年ないし4年もかけて身につけた知識なんて, 企業に入れば3ヶ月かせいぜい半年の研修で身につけられる程度の量。(まぁ, 近頃は企業によってそういうのを端折る傾向があるけどね) 最近言われる 「学力低下」 ってのは単に知識の量じゃなくて 「ものの考え方」 とか 「「世界」の捕らえ方」 とか知識の基盤をなすものが学生時代のうちに構築できていないということで, かつそれを補うように学習指導要領が組まれていないということだと思う。 「学校」 や 「お上」 がやってくれないのなら自分で何とかするしかない。 大変だとは思うけどね。

音質が追及されていない?

「CDの父、20年を語る」
「「著作権」と「音質」――CDの生みの親が呈する苦言」

CDの生みの親,中島平太郎さんへのインタビュー記事。 /.J でも話題になってるので。 技術よりの話題なのだが, なかなか面白い話。 業界側の問題は今更言うことではないが (もう何度も書いてるし), 私達側の問題はやっぱり 「消費者」 としてしか振舞えずひたすら刹那的快楽と便利さのみを追いかけていることだと思う。 コンビニでドリンク剤を買うのと同じ感覚でツタヤで CD をレンタルするわけだ。

今のユーザってフルコンポとか買ったりしないのかね。 そりゃそういうことする人達は昔から多数派だったわけじゃないけど, でもそういうコアユーザがメディアにも業界にも大きな発言力を持っていたように思う。 うちには今でもマランツのフルサイズCDプレイヤーがある。 学生時代に買った奴で支払いに物凄く苦労したおぼえがある。 もうアンプがダメになっちゃったんでヘッドフォン端子から直接ヘッドフォンで聞いてるけど, ラジカセや 「パソコン」 のドライブとは (素人の耳でも) 明らかに音が違う。 みんな安易なプレイヤー・ドライバでしか聴か聞かないから作り手もそれなりのものしか提供しない。 「消費者」 としてしか振舞えないから流通の思惑に逆らうことができない (あるいは逆らうことすら思い浮かばない)。 ってなとこが今の状況なんじゃないだろうか, と上記の記事を読んであらためて思ってしまった。

私も最近はCDをほとんど買わない。 たまに谷山浩子さんを買うくらい。 ドリンク剤のような楽曲など購買意欲が湧かない。 前にも書いたが, 音楽業界が潰れても音楽は残る。 (他の著作物に影響を与えないのなら) こんな流通システムや 「消費者」 など無くなっても別に構わない。

2003年02月16日

他所のページをリニューアル

ALLESNET の方のサイト・ディレクトリをリニューアルしました。 いまここで書いている天文関係以外の戯れ言は全部向うで引き受ける予定なので, そゆ話題を好む方 (いるのか?) はあちらの方を見てください。

開発日記も終了。

2003年02月17日

BOINC 開発ページ

ちょっと探し物をしていて偶然発見。 本当に知らんかったのよ。

SourceForge の方を見ると 0.09 alpha まで公開されているようである。 クライアントを試しにダウンロードして見てみたがさっぱり分からん。 こりゃあ公開されているドキュメント類をちゃんと読まないとダメそうである。

Google でさらってみると日本語の情報は殆ど無いようである。 8月のプレスリリース以来止まってる感じ。 SETI@home にもっと貢献したいって人は今がチャンスだ。 私は当面ドキュメントのみを追っていって, 参加はβ版公開以後ということで。

SOHO が捕らえる NEAT 彗星

いや,凄いのなんの。

思わず私もダウンロードしちゃった。

2003年02月18日

SOHO が捕らえる NEAT 彗星 (2)

昨日のリンクを保存画像の方に張り替えました。 The very latest SOHO images にあった動画の方も凄い。 まぁでもあちらは彗星よりもフレアの吹き上がりの様子に見とれてしまうけどね。

2003年02月19日

悟飯参戦

今日の User of the Day は孫悟飯だ。 (アメリカ在住らしい)

2003年02月20日

次期 SETI@home (3)

ありゃ, そうなんですか。 長谷川さんとか各チームの Founder の方々は色々考えてるところでしょうけど, BOINC も全然α版みたいだし, まだまだユーザレベルでの動きはないと思ってました。(今だに私のところに直接 「動きません」 とか問いあわせのメール来るし) プロジェクト側も今のユーザを離すのはイヤだろうし, カレンダー見ても今年のデータは全然手つかずだし, BOINC の開発も遅れてる (本来ならそろそろβテスト) 感じなので, 現プロジェクトの (数ヶ月単位の) 延長はあり得ると思うんだけどなぁ。

私なんかは 「シロートが学術実験に参加できる」 ってだけで嬉しいので, 今も次もあまりモチベーションは変わらないかな (盛り上がりもせず盛り下がりもせず)。 スポーツ要素にもあまり興味ないし。 うちのグループってそれなりに集まってグループに入ってるんだけど, 中身はそれぞれ個人のペースで淡々とやってる感じ。 天体観測と同じ。 いかにも天文研らしい構図だ (^^;)

今は分散コンピューティングのプロジェクトやテーマを色々選択できるので, 1999年当時ほど爆発的な話題にはならないかもしれない。 特に医療分野は結果が比較的短期に出るし社会への貢献度も分かり易いので, 現在の SETI@home の終了を以ってユーザがあっちに流れちゃう可能性はあるかもね。 「今」 と 「次」 でユーザをどう繋いでおけるかがプロデューサの腕の見せ所でしょうな。

でも, BOINC には別の意味でメチャメチャ興味がある。 よく SETI@home が P2P やグリッド・コンピュータィングの例として挙げられるけど, 個人的には全くピンとこない。 これは流行のファイル交換ソフトでも同じ感想。 SETI@home は既存の C/S システムにしか見えないし, ファイル交換ソフトだって単に 「ノードを跨げるグループウェアシステム」 にしか見えない。(そもそもユーザサイドに与えられる裁量権がほとんどなく, 勝手にスパイウェア仕込まれちゃうようじゃダメダメだと思うけど) ようするに今の分散システムって単にネット上に 「データ」 が散らばってる (あるいはデータをまき散らしてる) っていうだけでノード間で何かインテリジェンスに動いてるわけではなく, どちらかというとディレクトリサービスに近い。 そういう, 言ってみれば 「黎明期」 の状態に BOINC がどういうインパクトを与えるのか楽しみ。 もっともこれが企業に応用されるとなると別の懸念があるが。

2003年02月21日

ごめんなさい

またいらんこと書いてもうた。 全部撤回します。

(外したギャグの解説をするようで非常に格好悪いですが) 一応言い訳をしておくと, 最近頭の中で考えている諸々のことと先日の sc36 さんの記事とが短絡した結果があの内容です。 ですので, 書いてる内容自体は本心ですが元記事と全く噛み合ってなく, 記事に対するコメントというより記事をトリガーにした独白のようになっています。 いや, 本当に申し訳ないです。 平にご容赦を。

2003年02月22日

確認に50年

50年前に 「月面に隕石が衝突した瞬間」 を撮った写真の証明がやっと出来たという話。

う〜む, 写真を見てもようわからん。

広島隕石

このニュース, 思い起こせばなんだか聞き覚えはあるんだけど完全に忘れてた。 広島市こども文化科学館件の隕石の解説が載っている。 目撃情報なども募集中らしいので当時火球を見たって方は広島市こども文化科学館まで。

(2/23 追記) 「広島隕石」

サンシャインプラネタリウム関連

6/1 に閉鎖されるサンシャインプラネタリウムと発表後の動きについて。

んなとこかな。 「サンシャインプラネタリウム存続を願う会」 では署名を受け付けておられるらしいので志あらば。 実はプラネタリウムって広島市こども文化科学館のしか知らない (学生時代バイトしてた) んだけど, ある程度内情を知ってると安易に署名する気にならない。 まぁ, サンシャインプラネタリウムがどういう運営方針なのかにもよるんだけど。 プラネタリウム番組ってエンターテインメントの要素が強いよね。 で, エンターテインメントの部分が強すぎると売り上げによっては今回のように 「閉館やむなし」 ってことになってしまう。 また教育的要素が強すぎると番組として面白くなくなる場合がある。(結果的に利用率が減る) また星好きの人間から見るとプラネタリウムで終わったんじゃダメだと思うし。 私は広島市こども文化科学館はその辺非常に上手くバランスをとってると思うけど (でも最近の番組は知らない), 他所はどうなんだろ。 今度東京出張の際には行ってみようかな, サンシャインプラネタリウム

2003年02月23日

記念プレート

ミリオンキャンペーン 「星の王子さまに会いに行きませんか」 で会員向けに記念品の仮予約をやっている。 さすがにロケットは自宅に置けない (実家に置いたら間違いなく甥・姪のオモチャになる) ので, 記念プレートだけ仮予約した。 ワクワク!

広大にすばるの弟分移管

ガンマ線バーストの観測を行うため, すばる望遠鏡の前に (観測装置のシミュレー ションなどをするために) 作られた望遠鏡を広大に移管することになったらしい。

中国新聞は読まないからなぁ。 広大に該当する記事がないかと思っていたが, 小惑星 11376 に牟田センセの名前が付いた記事しかなかった。 これから発表されるのかな?

火星番組

NHK 教育を見てたら 「火星はぼくらの美術館」 とかいう番組をやっていた。 例の日本惑星協会が絡んでる番組の続編みたいな感じである。 しかし個人的には 「MARS BRAT」 をシリーズ化してほしい。 無理かな。

2003年02月27日

現在アルデバランに向け漂流中

パイオニア10号 「圏外 (もしくはバッテリー切れ)」 に出ちゃった模様。

あかん, どーしても 「ほしのこえ」 のパロディになってしまう。

SETI@home 翻訳関連

これから翻訳記事についてもちょっとずつここでフォローしないと。

CACM論文は翻訳の改訂版である。 (追記: URI が間違ってました。すみません)

国立天文台の桜

「天文台マダム日記」「天文台桜日記」 が公開されている。 写真は昨年のものらしいが, 今年は開花が早いという予報もあるらしいので, お近くの方は是非。

そっかぁ, あと一ヶ月もすればお花見だいねぇ。


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