11時間もかかったのか。 現場の方にはご愁傷さまとしか言いようがない。 OpenPKSD.org も不通だったらしい。
日本のネットを潰すのは簡単そうだね。 少なくとも今回の騒ぎでどの組織がどの経路とサービスを使ってるのかがバレバレになってしまった。 公官庁とか大手企業とかは複数のバックボーンを利用してると思ってたのだが, 今時そういうことはしないらしい。
まっネットなんて所詮「砂上の楼閣」だからな。
いや, Namazu 関係の ML に入っているわけではないのだが, よくできた文章だと思うので今後の参考に。
イラクから自衛隊を引き揚げ, 治安維持活動の名目でそのままサウジアラビアの石油関連施設に配備するというのも手だなぁ。
いや, まぁ, 実際には日本の裁量では無理な話だけど。
口座は今日で締め切られたらしい。 私はさんざん悩んだ揚げ句この度はパスした。 言い訳みたいでアレだが, ここ2週間ほど体調が悪くてあまりものが考えられない。 いや, 本当に精神的にも肉体的にも金銭的にも余裕がないのよ。 お金だけなら(一週間後なら)何とかなったんだけど。
おかげで保釈も出来たらしいし(あれ? 執行停止中?), まずはよかった。 本番はこれからだけどね。
今回の裁判は相当タフじゃないと維持していけないだろう。 もし今後も支援金を募ることがあれば今度こそは。 (でも月末はやめてね,お金ないから)
メトロイドを買おうかと思ったが, まだゲームができるほど回復してないのでコミックスだけ購入。
『るくるく』は一応知っていたのだが, 店頭に1巻からちゃんと揃ってなかったので今まで買わなかった。 私はマンガ雑誌を(4コマ誌以外)ほとんど読まないので, 店頭で見つけてまとめ買いというのが黄金のパターン。 でも, 最近はそういうのも少なくなってきたけど。
いや, なんか, あさりよしとおさんの作品の中でも特に好みの部類。 「人間は悪魔の鋳型」とか「その気にだけさせて見放したら そりゃ神だ」とかさ。
旦那さんは立場上日本に来れない, という問題を最優先事項として解決しない限り事態は進展しない。 日本政府は「両者を会わせる」ことで責任を果たせるとでも思っているのだろうか。 とんでもない話である。
旦那さんが日本で暮らせるように米国等と交渉するのが「外交」だろう。 そこにこそ日本政府や外務省の役割がある筈だ。 どこで会談するかなんて「事務手続き」はその後だ。
そのためにはまず小泉首相自身がきちんと問題解決までのロードマップを示す必要がある。 それをまるで官僚や当人の問題であるかのようにのらりくらりと「ぶらさがり」会見でお茶を濁すなど言語道断である。 小泉首相の口から言わせることは野党の責任でもあるけどね。 このままでは政府の提示する条件をどれも選択することができないだろう。
もし来日出来ないのなら「出来ない」とはっきり言うべきだろう。 せっかく会えても日本に連れて帰れないのなら「蛇の生殺し」だ。 それとも日本定住を諦めて第3国に移住させるつもりなのか?
Becky! 2.10 のβ版がリリースされた。 このバージョンから SSL に対応するらしい。
個人的には Content-Type 情報の扱いが変更になり送信時に勝手に整形されることがなくなったのが嬉しい。 これにより「マルチパートのメールメッセージに電子署名を付ける」で書いた問題は解消された。 感謝。
これに対する私の感想は 5/10 の時点で既に述べているのでパス。 しかし実際のところ 5/10 以降, 少しずつ事態が変わっているように見えたので「今回はひょっとしたら」と甘い幻想を抱いてしまったのだが, 結局はまるきり予想通りかよ。
よく言われることだが, 日本の国会では一度法案として上がったものを否決して廃案にすることは「ほとんど無理」と言っていいくらい難しい。 それは過去の多くの例からも明らかだ。 だから戦略としては, 法案として上がる前(少なくとも小委員会等で審議に入る前)に引っ込めさせるしかない。 それが無理なら修正案を提示して, なんとか最悪の事態だけは回避させるようにしなければならない。 今回は後者の戦略を選択したのかもしれないが, 結局「遅きに失す」という感じになってしまった。
「可決を強行する」戦略をとられてしまう背景には少なからず私達の側に問題がある。 だって参院選間近のこの時期に国民の反感を買うような戦略をとるなんて, どう考えたっておかしいじゃないか。 それをやってしまうということは, これだけのことをやっても最終的に「国民の反感」にはならないという目算があるからだ。 要するになめられているのである, 日本国民は。 しかも悔しいことに政府側のその「目算」は正鵠を射ている。
嘘だと思うなら来月の参院選のときに今回「輸入権反対」をとなえた人達の中でそれを憶えている人が何パーセントいるか調べてみればいい。 きっと面白い統計調査になる筈だ。
法案が国会に上がる前に阻止したり法案の修正案を提示するなんて簡単なことではないが, 今よりも多くの「目」を獲得できればできないことではない筈。 そのためには今回のムーヴメントを一過性の「お祭り」として終わらせるのではなく, 継続的で広範囲に働きかける「世論」に昇華させる必要がある。
今回は「負け」かも知れないが, 今回の経験をムダにせず「次」につなげられるのなら最終的には「負け」にはならない。 個人的にはそんな展開を期待しているのだが, 各所の Weblog 等の記事を見る限り, それすら無理そうな感じ。
著作権の問題について考える人達にとって本当の相手は, 政府・官僚や一部の著作権管理団体などではなく, 問題の所在さえも知らない「普通の市民」なのである。 例えば 「高山寺(右京区)の鳥獣戯画や、建仁寺(東山区)の風神雷神図など著名な絵画は、陶器の図柄などに無断転用される例が後を絶たない」 なんてなことをマジ顔で言ってしまうような。
(6/3 追記)
しかし, まっ, 「30超えたおっさんからすれば、昔のように盛り上がれないところがある」 なんて話になるくらいだから, 「不惑」間近のおぢさんはもう「およびでない」かな。
確かに。 またぞろ「犯人探し」が始まっている模様。 そんなにも普通の子が普通の子を殺してしまうことに納得できる「理由」が欲しいのか。
私が言ったんじゃあないけどないけど, この手の「犯人探し」は直接的・間接的な動機を探すというより, 「私(達)には関係ない」と証明したいのではないか, と分析する人もいる。 「普通の子が普通の子を殺してしまう」という理不尽さに某かの理由を付与しなければ, 自分の中にもその理不尽さの存在を認めてしまうことになりかねないから。
アメリカだけでなくカナダでさえ躊躇するような代物をあっさり批准してしまうバカ国家「ニッポン」!
2つ目の記事は P2P の問題というより, 企業等の組織内におけるコンピュータリソースの私的利用全般に関る問題とみた。
CCPL 2.0 については日本版との違いがあると便利かなぁ。
Annex という sapm 対策用 Becky! 2 プラグインがあるらしい。 うちじゃ至極良好なんだけど, BkASPil は環境(?)によっては落ちまくったりしているらしい(よく聞く)ので, 選択肢のひとつとしてはいいかもしれない。
でもねぇ, 今やうちではベイジアンフィルタはあまり役に立ってないんだよねぇ。 ハングルや中国語を解釈できるベイジアンフィルタがあれば多少効率が上がるかもしれないけど。 それでもランダムな文字を並べるだけのベイジアンフィルタ対策済みの spam には効果ないし。 やはり IPBL を使ったフィルタリングが一番効果がある。 ISP に spam 対策を促す意味でも効果的だと思うし。
現実的な問題として水際での対処は必要なんだけど, 元を断たないと根本的な解決にはならないよな。
PGP 署名付きの spam は最近うちにもよく来ます。
しかし Annex って聞くと(特に通信屋さんは)違うものを連想しそうだな。 ってか間違いなくするな。
困るよなぁ, こういう記事。 私は派遣業はやってないけど「流し」なので立場は似たようなもん。 まるで私達が職業倫理意識に欠けるような書き方は迷惑千万。 しかもこの程度で「ハッカー派遣社員」など片腹痛い。 そもそも今時の「正社員」が会社に対して義理を感じてるのかだって疑問。
エンジニアは勤務先(または派遣先)にも顧客にも(契約は結んでも)忠誠を誓わない。 忠誠を誓うとすれば「エンジニア」という職務に対してだ。 それを支えるのは職業倫理意識であり社会に対する責任感である。 それが「職業エンジニア」ってものだろう。
結局, 雇用形態など関係なく, プロ意識の欠如した人間をミッションクリティカルな部分に配置してしまったことに問題があるのだ。 どんなプロジェクトでも仕様とアサインがきっちりできていれば失敗することはない。 それが出来てなかったというだけのことである。 私達のせいにするなと言いたい。
えっ? ベイズ理論とかも含まれるの? 今巷に出てるフリーのフィルタリングツールに影響は出ないのか?
XML-Signature および XML-Encryption を使うようだ。 また勉強しなくちゃ。
相変わらず面白い話が続いている。 この中で紹介されている3つの踏み絵を書き出してみる。
実は私, これ3つとも(多少違和感はあるけど)「NO」である。 まごうことなき「PC 世代」だ。 ここで3つの踏み絵を自分なりに細かく解釈しておくと, 「人格」には単なる「ペルソナ」を超えた存在を想定しているし, 「対話」も広い意味での「コミュニケーション」を超えたものを想定している。
で, 「なんでそうなんだろう」と考えた時に
「ネットの向こうを信頼できるか否かは、自分自身を信頼できるか否かということの投影だ」
という文を読んで納得した。
結局, 私はネットという「メディウム」の向こう側に見える「存在」を信用していないのだ。 ネット上に見える「人格」を「自己の写像」としてしか認識できない。 そして「自己の写像」に対して話しかけても「対話」になりようがない, と心の底で思っているのだ。 私がネット上での議論を避ける傾向にある(私は今のところ「ネットで議論はできない」と思っている)のもこのせいかも知れない。 (もともと「議論」が下手というのもあるが)
これは実はリアルだろうがネットだろうが関係ない。 でもリアルの場合は相手の「存在」が「現前」なので信じられる可能性が高いというだけの話だ。
おそらく今まで会ったことのある身内や友人などを除けば, 私はネット越しの「その人」を「人格」として認識できてない。 というか「人格」として認めてしまうことに「畏れ」を感じてしまう。 それが「PC 世代」としての私の限界点なんだと思い知った次第である。
先日
「今回は「負け」かも知れないが,今回の経験をムダにせず「次」につなげられるのなら最終的には「負け」にはならない。個人的にはそんな展開を期待しているのだが,各所の Weblog 等の記事を見る限り,それすら無理そうな感じ。」
と書いたことは訂正しないといけない。
他にもあるだろうけど, ざっと目についただけ。
今回のムーヴメントが一過性の「お祭り」に終わるのか, それとも「世論」へと昇華していくのかは無限に続く「次の一手」をどうするかにかかっている。 もし「世論へと昇華」するような動きがあるのならこれからも追っていこう。 私に今出来ることは状況を追いかけるくらいだが, 追いかけていればそのうち手伝えることもあるかも知れない。
こんな重大な内容を安直に入れ込んじゃっていいの?
こりゃあ本当に次の参院選は何とかせにゃいかんような気がするよ。
昨日・今日と広島市は「とうかさん」。 「稲荷さん」と書いて「とうかさん」。
いや〜, 毎年言うけど, やっぱ浴衣姿の女の子はいいわ。 目に涼しげだし, 着付けのうまい人は颯爽とした感じでカッコいいし。
他人事じゃないですよ, これ。 いや, もちろん私は気をつけてるけどさ。(てか著作権周りのトラブルには大昔いろいろ巻き込まれたことがあるからね)
この辺はもう言い尽くされて陳腐になってるけど, プログラム・コードそのものに著作権を適用すべきじゃないと改めて思ってしまう。 プログラム・コードは「表現」というより「道具」または「手段」に近い。 まぁ今更こんな話してもしょうがないけどさ。
雇われる側からすると, あらかじめライブラリやフレームワークを提供してくれるところならいいけど(大手ではよくある), そうでなければ一からフルスクラッチで組み上げないといけない。 デバッグ用のルーチンとかログ出力とかバッファ操作とか, そんなしょうもないものまで含めてだ。 最近は書籍などでデザインパターンを紹介する優れた内容のものもあるが, もちろん使うわけにはいかない。 納入すればコードの著作権は納入先の顧客のものになるからだ。
これが物凄い苦痛なんだ。 よく Microsoft の Visual Studio などの開発フレームワークに対し「作る面白さがない」とかいう感想が書かれることがあるが, 発狂しそうになりながらフルスクラッチで「分かりきったコード」を書かせられるくらいなら RAD でちょいちょいと「電子ブロック」感覚で組んだ方がよほど楽しい。
オープンソース開発もそれなりに大変そうである。 IBM のオープンソース関連セクションでは「コードの汚染」を防ぐために, 他のセクションから隔離されてるって聞いたことあるし 「フリーソフトウェア/オープンソースをメインテナンスするコスト」 なんて話もある。
幾度となく申し込んでは失敗していたが, ようやく XREA.COM に登録できた。
主に実験用に使う予定なので運用ポリシーも独自のものを設置するつもり。 従ってあからさまにアナウンスはしない(今のところ)。 さて, 何しよっかな。
とりあえず RandomNote を設置してみる。 「声のかけら。」とどっちにしようか悩んだが, せっかく Ruby が使えるんだから, ということで RandomNote にしてみる。
音楽に対してそれほど思い入れがあるわけではないので, 変なことを書くとまた各方面からお叱りを受けそうだが,
「缶ジュースの値段が120円であることを考えると、一生楽しめるものが200円で買えるんだから安い買物じゃない…?」
ってのが今時の音楽事情をうまく表現しているように見える。 これって, 今時の音楽は自販機のジュースやコンビニで売ってるサプリメントなどとさして変わらん, ということだよね。
音楽を「モノ」とみなして売るのは, これまでの「流通=物流」システムの中では必然だけど, 「流通≠物流」どころか今までの流通の概念をひっくり返してしまうようなネットのシステムの中で音楽を「モノ」とみなして売ることに意味があるんだろうかと思ってしまう。 楽曲のダウンロード&切り売り方式の今のシステムも所詮過渡期のものに過ぎないような気がする。
なんてのがあるらしい。 締め切りは 6/17。 しかしこの記事を「世界Aの始末書」(つまり SF というフレーム)で見つけてしまったのが何となく面白い。
ドン曇り。 無理ポイ感じ。
晴れてればこども文化科学館にあるヘリオスタットの映像でも見ようかっちう気にはなっていたのだが, 残念。
今回の米軍再編のことを「トランスフォーメーション」というらしい。 極東・東アジアは「北朝鮮以後」に向かってどんどん動いているぞ。
日本は大丈夫か。 このままじゃ自衛隊は米軍に編入されちゃうぞ。
記事中の寓話が面白かったのでメモ。
今では「トンデモ」に分類されてしまいそうなあの「環境ホルモン」の話。 1998年に作成されたリストは遂に廃止になるらしい。 その代わり新たに1,000近い物質のリストか作られるとか何とか。 潔くない。
「そろそろ「最近のこどもは……」ってのをやめたらどうだろう?」ってのをそろそろやめたらどうだろう?
mixi に入れてもらいました。 ありがとうございます。 「Spiegel」で探してみてください。
やっぱ日本語はストレスが少なくていいわ。 コミュニティ等はボチボチ。
なかなか面白いと思うのでメモ。
冷戦時代のように明確な敵味方が存在する時代ではないので「アジア版 NATO」の位置付けは難しいが, 例えば経済的に仲良くなっても軍事的には中国やロシアが脅威であることには変わりないし, 日本以外の国では「日本の軍事大国化」を懸念するところもいまだに多いだろう。
「アジア版 NATO」はそういった極東・東アジア情勢に対する答えのひとつになり得る。 またそうした「最小限の軍事的緊張」を許容した上で経済的・外交的なやり取りが成立する, という見方もあるらしい。
こうなってくるとやはり「日本はどうした」という気になってくる。 特にお隣り韓国の動向がかなりはやくて分かりやすいだけに日本政府の反応の鈍さに苛立ってしまう。 日本国内では「拉致事件」ばかりがクローズアップされ過ぎて, 「日本は極東において今後どうしたいのか」というビジョンがまるで見えない。 TV・新聞報道も拉致被害者のプライベートをワイドショウばりに報道する暇があるのならもっと他にすることがあるだろう。 そろそろ日本でも「北朝鮮以後」に向けて真剣な議論が交わされるべきだ。
小泉首相は「フライング靖国神社参拝」なんて実のないパフォーマンスばかりするんじゃなくて, 国の内外に向けてちゃんとビジョンを示して欲しい。 それが内閣および政権政党のトップとしての責任だろう。
kayakaya さんのところが http://www.kayakaya.net/ にホストを移転されるらしい。 アンテナも変更しておいた方がいいかな。
かつて BSE 相手に日本国中が「お祭り」状態だった時, 「狂牛病の正しい知識」やその後継である「BSE騒動の本質」ではあるキーワードの下に強烈な批判が書かれていた。 それが「ゼロリスク探求症候群」というやつである。
上記のコンテンツは主に食のリスク・環境リスクについて述べられたものであるが, コンピュータ・セキュリティの現場でも同じような状況のようである。
高木浩光さんが書かれるように「完全に○○することは不可能なのだから」というのは議論としてはかなり危うい方向だと思う。 この理屈からは問題に対する思考停止(または拒否)か「ゼロリスク探求症候群」かのどちらかにシフトしてしまう。
確かにコンピュータ・システムでは絶対的なリスク回避を要件として求められる場合がある。 例えば医療システム, 例えば防衛関係あるいは宇宙開発などである。 しかしこれらは莫大なコストをかけて達成されるものであり一般的なシステム要件には適用が難しい。
やはり専門家や技術者はもっと「リスク・マネジメント」やそれをユーザと共有するための「リスク・コミュニケーション」をちゃんと学ぶべきだと思う。 そうすれば「完全に○○することは不可能」といった議論の袋小路に陥ることはないし, 逆に「セキュリティとプライバシーはトレードオフの関係」などといった馬鹿げた話にもならない筈である。
Winny ごときでこんな話になっているとは思わなかった。
出たよ, 小泉首相(というより自民党)のお家芸。 外交の場でいきなり決めてもないことを発言して既成事実化。 日本に帰ってからは逆にそれを「外圧」にすり替えて強行する。
多国籍軍がちゃんと機能するなら, 復興支援目的で自衛隊がそれに「協力」することに関しては国内でちゃんとコンセンサスがとれると思うのだが, 何でこんなことをするのかなぁ。 これって逆に小泉首相の「自信のなさ」の顕れなんじゃないのか。
毅然として何もしない「弱気なライオン」。
崎山伸夫さんよりツッコミいただきました。 どうもです。 そのうち何か文章が公開されるようですので期待して待ってます。
Winny のような具体的な対象を考えると色々ややこしいので, ここではあまり語らないようにしているのだが, 一般的な匿名システムというのは「匿名でない」システムのオルタナティブな手段として提供されるのが普通じゃないかという気がする。 このパターンが通用しないのが Winny のようなファイル共有(放流)システムだと思う。
個人的な感覚なのであまり一般的ではないかもしれないけど, 私の場合イリーガルな行為に荷担するかも知れないリスクを犯してまで Winny を使いたくない。 でもそうすると私のような人間がファイル共有システムを利用しようとしてもほとんど選択肢がないんだよね。 そういう意味で高木浩光さんの記事はとても納得できるものがある。
もちろん匿名システムを使うことによってリスクが下がるケースは確実に存在する。 しかし匿名システムは権利・権力保持者にとっては煙たい存在だし不法行為の温床になりやすいのも確かだ。 そうしたリスクも含めてなお匿名システムを利用することにベネフィットが存在する場合もあるのだから匿名システムは必要である, という考え方にも私は賛同する。 (もっとも Winny ユーザでそこまで考えて利用している人がいるのかどうかは疑問だけど)
でも普通の社会人で誰かに雇われて「サラリーマン」している人にとって「法的リスク」は結構な重みになるのではないか。 そういう人達には Winny のようなシステムはリスクが高すぎる。 結局私のような人間にとってちょうどいいファイル共有システムがないってのが問題だと思う。 DRM 等でガチガチに管理されたコンテンツを「消費」するか, さもなくば極端なアナーキズムに走るかしかないのなら私は選べない。 そんな「究極の選択」はしたくない。
私はこのような状態こそが日本と欧米との決定的な差ではないかと思う。 日本のユーザは「匿名システム」に対する幻想が大きすぎるのではないか。 あるシステムやサービスについて「匿名システム」が主流を占めれば権利・権力保持者に目をつけられ場合によっては叩かれるのは当然だし, そういった人達に対して隙を作ることになる。 そんな拙い戦略で本当にいいのか?
あまりにマスコミ報道がバカらしいので(個人のプライバシーに関することを教育関係者がべらべらしゃべっていいのか?)スルーしていたが, 「読冊日記」 6/9 の記事を読んで何となく分かったような気になってみる。
これって要するにマスメディアをつかった「人身御供」なんだよね。 加害者を理解不能な存在に仕立て上げることで「穢れ」を付け, 異端とみなすことで「祓い(=生贄)」を行うワケだ。 しかも相手が「童女」(古来日本では童男・童女は「もの」であり人とみなされない)ってのがなんとも象徴的。
そうすることで皆納得するワケだ。 「うちには関係ない」。 実に日本らしいよくできたシステムである。
なるほどぉ, こりゃ凄いわ。 まさに「童子」の振る舞い。
「ネット利用は両親や先生の目の届くところで〜gooが小学生向けルール制定」 とか見て「なんだかなぁ」と思っていたが, こんな有り様では致し方ない?
こういう話題って定期的に再燃するのかな。 私も昔書いたことがある。 今も同じ気持ち。 「頑張る」ってのは言ってみれば「最後の切り札」なんだからギリギリまで伏せておくべし。 軽々しく見せちゃダメ。
つまり「がんばらない宣言」ってのは「まだまだ全然余裕だもんね宣言」なのである。
有名人って大変。 spam なんかは論外としても, まっとうなメールでも一度スタックに溜まりだすと処理するのが凄く大変だものな。 私も秘書欲しいよ。 つかパーマンに出てくるコピーロボットが欲しい。 んでもって代わりに打ち合わせに出てくれ。
やっぱドイツは凄いわ。 私がドイツを凄いと思うようになったのは Project Aegypten を知ってからだ。 (この辺の話は「 OpenPGPとPKI」の備考「ドイツ政府のGnuPGへの取り組み」が参考になる。 ちなみに Project Aegypten の最初の成果は KDE 3.x にインクルードされている)
だから WOS の言う「自由な(というのはfreeという意味で)ソフトウェア、自由なコンテンツ、自由な科学、自由なハードウェア」という言葉も単なる理想論ではないドイツの政策に裏打ちされたものであると信じられる気がするのだ。 翻って日本の状況を見ると「惨澹たる有り様」としか言いようがない。 やはりアナーキズムに陥るのではなくちゃんと政策レベルに干渉する必要があると思うのだが, 日本にはそれをできるキーマンが存在しないってのが致命的なのかも知れない。
ってこれ以前にも書いたな。
「お話聞きました」はまだ聞いてねえっす。 そのうち聞きます。 でも感想は書かないだろう。 同人で懲りてるし。
色々あって...
なんか日焼けしちゃって全身にダメージが。 昔はこんなことなかったのに。
「フヤスミラー」があれば一ヶ月一万円生活なんて楽勝なのに, とかいう話ではない。
人によっては前置きが長いっぽく感じるのではないかと思うが(私は全然), その辺どうなのだろう。
乗り物に弱い人などは注意。 ここの著作権ポリシーはなかなか素敵。 こういうのもありではないかと思う。
この中でも語られているが, 今回の「人質事件」でもっとも「いかがわしい」と思ってしまうのは, 政府自ら「自己責任」バッシングを扇動している点だ。 その尻馬に日本のマスコミが乗ってしまうのは仕方ないとしても, 何故私達国民の多くまでもが乗ってしまうのか。 これじゃ「戦前」日本の「大本営発表」と何ら変わりがない。
9.11 の後, アメリカでも似たような状況になったことがあるが現在はバランスを取り戻しつつある。 アメリカという国のバランス感覚は本当に凄い。 大量破壊兵器に続いてイラクとアルカイダとの関連についてもアメリカ自身が否定した。 まぁその埋め合わせにサミットで「拡大中東構想」なんかぶち上げてみせてるのだが。
日本はどうだ。 そもそも日本こそが「拡大中東構想」のいかがわしさに敏感であるべきではないのか。 しかし, まぁ, 多分このままでは今回の選挙も自民党の勝利だろう。 よかったね。
私は自衛隊が多国籍軍に「協力」することについてはそれほど反対ではない(「参加」は論外だけど)。 しかしここでもまた「人道支援のみ」とか「非戦闘地域へのみ派遣」などといういかがわしいレトリックを用いようとしている。 そんな地域など今のイラクにはないし軍隊を送り込む以上「派遣」などというレトリックは(少なくとも日本以外では)通用しない。 本気で自衛隊をこのままイラクに置いておくつもりならそれなりの覚悟が必要な筈だ。 旗が変わろうとも私達が「占領軍」であることには変わりないのだから。
本当に「易姓革命」だな。
阿倍なつみのアルバムやら PV やらミュージカルやら散々観させられて聴かされてすっかり洗脳される。 いや, 買わないよ。 ボクは田中麗奈ちゃん一筋だし(唄わんけど)。
Becky! は正式リリース後も修正版がアップされているので最新のバージョンをチェックすること。 拙作で PGP/MIME 署名を行う場合, 2.10 より前のバージョンで添付ファイルを含むメッセージを処理すると署名検証に失敗することがあるので, 必ず最新版にアップグレードすること。
SSLを「メール送受信時にデータを暗号化できる」と説明するのは微妙に違うんじゃないのか。 今回の SSL 機能は UA と MTA 間で暗号化された通信経路を作るだけでデータが暗号化されるわけじゃない。 MTA 同士では丸裸でメッセージが転送されてしまうのに, こんな説明ではニュアンスが変わってしまう。 これが例えば PGP Universal や GPGrelay に対する説明なら問題ないと思うけど。
Opera はまた怪しいことになっている。 特定のツールを使うことでサポートをトランスウェア社からライブドア社に移行することができるらしいが, この移行ツールが有料(税込 1,575円)だったりする。 しかもトランスウェア社は今後も既存ユーザに対してはサポートを継続するらしい。 この話を鵜呑みにするなら既存ユーザはサポートをライブドア社に移行させる必要がないということになる。
全くワケがわからない。 少なくともトランスウェア社は専用のページを作ってユーザに事の次第を説明すべきだ。 (現在はライブドアのサイトにリダイレクトされてしまうのでトランスウェア社のコンテンツを見ることができない)
このままではどうしていいのか分からんぞ。
空自がやってる米軍輸送は「人道支援」じゃないんだな。 空自は引っ込めるつもりなのかな。 それともこれも「人道支援」と言い張るつもりかな。
いよいよ BOINC 版の SETI@home プロジェクトページが出来たらしい。 でもうまくサインアップできないんだよな。
...できた!
今年は3日間やるらしい。 このイベントはいろいろな思惑が見え隠れして個人的に「う〜ん」なのだが, ライトアップ反対派の私としては尻馬に乗っかるのもまた一興だろう。 イベント前後で日本に向けた衛星からの写真とかあると面白いのに。
「RFID機器」ってのは RFID 読み取り機械のことを指すらしい。 まぁ本屋とかにおいてある万引き防止用のループアンテナでも影響があることが分かっているので, これはむしろ当然か。
全てのペースメーカで一様におかしくなるわけではない。 しかし古い機器では誤動作する可能性は高い。 ペースメーカってのはいったん埋め込んだらそのまま埋め込みっぱなしのことが多いからな。 (参考: 「ペースメーカに関する覚え書」)
中央通りにヤマダ電機ができたので行ってみる。 そういや駅前にもマツモトキヨシが出来たんだよなぁ。 ヤな感じに都会化されつつある。
前から興味のあった「酸素エアチャージャー」を見てみる。 病院の酸素吸入器よりはマシか。 あのエンチャントは嫌い。 酸素濃度も 30% 程度みたいだし, よっぽど連続運転させない限り副作用は気にしなくていいんじゃないかな。 というワケで買ってみた。
取り敢えず仕事疲れの脳みそには効いてるっぽい。
最近の TV によるプロ野球談義を見ていて笑ってしまう。 合併だのなんだのって話が出てる時点で地元住民の球団に対する「愛」が足りないってことなんだな。 カープを見習え!
球団はオーナー企業の持ち物じゃない。 それに選手は「買う」もんじゃない。 育てるもんだ。 (もっとも買ってくれるところがないと資金繰りが苦しくなってしまうのだが)
つい最後まで見ちゃったよ。 おめでとう! 3位表彰台!
某 ML の投稿を読んで久し振りにこの言葉を思い出した。
いずれも「YAMDAS現更新履歴」 6/21 の記事より。 高木浩光さんと崎山伸夫さんとのやり取りも興味深かったけど読み難すぎます。 あれを読んで自分なりにどう思うのか考えるのは難しいので今回はパス。 やはりネット上での議論は難しいのだな。
Winny ばかりを狙い撃ちにするつもりはないが, 今世間に出まわっている P2P プロダクトは, 言ってみればインターネットという「マイコン」の上に OS もなしにモノコックで組み上げられた特注の「組み込みアプリケーション」のようなものである。 だから一部に問題が出ればアプリケーション全体を総取っかえせざるを得なくなる。 意地の悪い言い方をすれば「ガレージキット」の品評会と言ってもいいかも知れない。
もちろんどんなに優れたコンピュータシステムでも初めは原始的な実装を経て洗練されていくものなので実装自体に対してどうこう言うつもりはないが, 現実には BOINC のような実装も出てきているのに日本国内における P2P 議論はあまりにお粗末なのではないか。 (ちなみに Winny と BOINC は根本の設計思想が異なるので BOINC 上に乗っければいいというものではない。念のため)
個々が勝手に「ガレージキット」を自慢しあうくらい権力者にとってコントロールしやすい状況はない。 その上規範的な意識が希薄で好き勝手絶頂に違法コンテンツをばら撒いているような状況ではほとんど打つ手がないように思える。
Winny が厄介なのは一般的な問題としての「匿名性」や「著作権」の議論を全てぶち壊しにしてしまいかねない凶悪さがあるからだ。 私達素人は Winny を引き合いにした「匿名性」や「著作権」についての議論に安易に乗っかるべきではない。 しかし, だからといって今回の「幇助」が適当であるかどうかについてはやはり疑問を感じる。
個人的には Winny において 「匿名性を持たせている理由として、著作権侵害の犯行を隠蔽する以外の理由を明示的に説明でき」 なくても構わないと思っている。 それは作り手の意志とは関係ないものだし一般的な議論における匿名システムの必要性に影を投げかけるものではないと思う。 また Winny を引き合いにして現行の著作権法の問題点を論じるのもナンセンスだ。 ただし警察等が「匿名システム」そのものを潰そうと本当に考えているというのなら, ちゃんとした戦略を練る必要がある。(その辺まで弁護団の方々は考えておられると思いたい)
一応覚え書。
『SoftwareDesign』 7月号を購入。 ついでに『超人ロック Special 探偵編』も購入。 例の「不死者編」の続きかな。 好きなシリーズなのでちょっと嬉しい。
「最新暗号/認証技術入門」という特集記事を読み漁る。 Daa さんも一部執筆しておられる。 全体を通してツッコみたいところはあるが(後述), 概ね分かりやすく書けてるように思う。 PGP のみならず Kerberos や 無線 LAN についても言及があるのが秀逸。 論理的な部分の説明はかなり端折られているので, そゆのが気になる方は結城浩さんの暗号本 を参考書として傍らにおいて読み進めるのも一興である。
OpenPGP 絡みで気になる点がいくつか。
まず「PGPの実装である「OpenPGP」」という説明は明らかに変。 逆だしょ。 そうしないと「じゃあ GnuPG の立場は何?」ってことになってしまう。 もっとも歴史的経緯で追っていけば PGP があって OpenPGP があるんだけど。 でも OpenPGP は実装ではない。 3章は Daa さんによる PGP の操作説明なのでいいとして, 他の章では明らかに PGP と OpenPGP の関係がとっちらかっている。
この辺のアバウトぶりは他でも発揮されている。 例えば PKI や S/MIME の対語として PGP が出てくる。 用語の統一はきっちりやっておかないと後々誤解を生む元だ。
PKI に関しては私も以前「大いなる勘違い」をしてたので他人のことをとやかく言う資格はないのだが, OpenPGP は PKI の一種と考えるべきだ。 つまり今回の特集記事で言うのなら PKI として X.509 と OpenPGP という2つの標準がある(もちろん PKI の標準は他にもある)ことを明示した上で CA 等の必要性を説明すべきだったかも知れない。 信用モデルの説明の前に CA の説明が書かれているので全体的にアンバランス見える。 ちうわけで PKI に関しては「OpenPGPとPKI」を参考資料としてお薦めする。
S/MIME と対になる標準規格は PGP/MIME である。 PGP/MIME が出来上がるまでの経緯はかなり面白い。 この辺は山本和彦さんの「PGP/MIME 入門」が参考になる。
今回のページ数では無理だったのかもしれないが, スマートカードについての説明を端折り過ぎ。 何故スマートカードが FIPS から削除されたのか, 何故住基カードはダメダメなのか。 説明する余白はなくても, せめて参考となる資料くらいは示しておくべきではないのか。
ちうワケで, 以下参考資料を紹介(つか昔の記事からの再掲載)。
とまぁ細かいツッコミどころはあるが, 概ねよくできてると思うので是非ご一読を。
そういや, 最近の PGP に「Secure Viewer」なんてツールがあって「なんのツールだろう」と思っていたが, TEMPEST 対策だったのね。 どういうロジックなんだろ?
おおお! マジっスか。 dvipdfm にも応用できるといいな。 後で調べてみよう。
なんか唐突に公開されてしまった感じのする SETI@home/BOINC。 取り敢えずアカウントの移行手続きを行って(移行手続きを行っても現行版はそのまま有効になるらしい)コアクライアントにプロジェクトを登録したのだが, Beta Test 用の WU を全部解析完了するまで SETI@home には着手できない模様。 (Beta Test でもやってることは同じなのだけど)
Club-HUAA メンバに告知すべきかどうか悩み中。 実際まだβテスト期間中なんだよね。 本番が始まればそれまでのクレジットは初期化されてしまうワケで。 他のグループと違ってうちとこはβテストに積極的に参加しようっちう人はいないような気がするし。
まっ, それでも準備だけは進めておかないと。
私が現在参加しているソーシャル・ネットワーキング・サービスは Orkut と GREE と mixi の3つなのだが, あまり積極的にやろうという気がおきないので若干放置気味。
それでも SETI@home/BOINC の動きが慌ただしくなってきたので mixi のほうは多少はマメにチェックしている。 定期的にメールでサマリーを送ってくれるのも便利。
あまり積極的にやろうという気がおきないのは, 最初に Orkut に友人を誘おうとして断られた経緯があるから。 まぁ普通の日本人から見れば Orkut なんて出会い系サイトより怪しく見えるだろうし。
梅田望夫さんが「ソーシャルネットワーキング体験記II」で書かれている通り, SNS って目新しさがあるようでない。 それはサービスを利用する「プレイヤー」が従来の日記や blog などでよく見かけるような人達とさほど変わらないように見えるからだ。 それならばリクナビみたなシステムの方がよっぽどドキワク感がある。 私が「入って欲しいなぁ」と思う人に「怪しい」と断られて以来, SNS の存在理由というか価値のようなものについて疑問を感じてしまう。
いや, それとも mixi でもう一回誘ってみようかな。 それで乗ってくるようなら Orkut と GREE はなくていいや。
予想通りの結果 > 6ヶ国会談
まぁ事務レベルの話し合いなんだから予測可能で当たり前なんだけど。
笑うのは北朝鮮が日本を完全になめてかかっていること。 これも予想の範囲内だけど。 まぁ前回の「首脳会談」で北朝鮮は貰うものは貰ったんだし, 次は年末くらいまで日本は無視され続けるだろう。
ホント, 日本ってバカな国だよなぁ。
最近のマスコミ報道では「テロ」とか「テロとの闘い」といったフレーズを安易に使わなくなったな。 そのかわり何でもかんでも「武装勢力」とか「反米組織」とかいった括りになっちゃってかえって分かりにくいけど。
例の3人の日本人が拘束されたときは小泉首相がなんの根拠もなく「テロ」と名指しし世界中の不興を買ったわけだが, 先日の韓国人が殺された件ではついに「テロ」という言葉は使わなかったように思う。 実際には韓国人を拘束したのは国際テロ組織のひとつであり, 人質は見せしめ以上の利用価値しかなかった(つまりはじめから殺すつもりだった)のにも関らず, である。(そんでもって韓国人による反イラク感情を増幅させるような報道をするのだから, まさにテロ組織の思うつぼである)
ブッシュ大統領はアイルランドでの会談でイラク戦争を「テロリストとの闘い」と位置づけなかったそうである。 大儀を失った米英軍は明らかに「引き際」を模索しているのに, 日本はいつまでも根拠レスにイラクに居座り続けようとしているのが滑稽である。
今回の参院選の CM は面白い。
「ニッポン!」を連呼するサポーターらしき人達に向かって「関心があるのはスポーツだけですか?」と叫ぶやつ。 核心をついてるよなぁ。 私はスポーツにはほとんど興味がないけど, 思わず「そうです」って答えそうになったよ。
今朝のワイドショウでちょっと取り上げられていたが, キャスターもコメンテータも頭に山ほど「?」マークをおっ立てていた。 どうやら遠心力の概念が理解できないらしい。 これが理解できないと静止衛星も理解できないと思うのだが...
まぁまず適当な SF 作品(『楽園の泉』?)を読ませるところから始めないとダメなのか。 んでもってその次に野尻抱介さんの『ふわふわの泉』あたりを読んでもらうと更にぶっ飛んでて面白い。
カーボンナノチューブについてはマツド・サイエンティスト研究所の以下のコンテンツが参考になるか。
また例によって心臓が止まりかけてるので, 明日からしばらく病院にお泊りします。 したがって日記の更新等もありませんしメール等の問い合わせにも応えられないと思います。
あぁ入院費用が払えん。 どうすべ...