いよいよ再観測のデータが WU として配布されるらしい。 通常の WU に混ぜて送られるみたいなので, 送られてきた方は結構ラッキーかも。 キャッシュしている人はまとめて受けとることになるかもしれないけど。
ぼちぼち再観測データを受け取っておられる方もいらっしゃるようだが, うちはさっぱり。 まぁ解析速度が遅いせいもあるかもしれないが。 なんか1999年の WU とか受け取ってるし。 まっ気長に待とう。 来なきゃ来ないで運が悪かったということで。
ビジョンを示すということではなかなか良いのではないだろうか。 もちろん本当に30年後に民間事業展開できるかどうかなんて分かる筈もないが, それを目指して行動するという姿勢が大事。 ISS は色々言われているようだがせっかく作ったんだからこれからも継続・発展して欲しいよね。
ほぼ連日で何らかの報告があるようです。 画像を見るだけでも楽しい。
HST を使った観測によると, 土星の赤道風の速度が落ちているらしいとのこと。 長期的な気象変化のようだ。
今夜ってのは昨夜のこと。 全然チェックしてなかった。 いや,チェックしててもどのみち仕事だったし。
星食ってのはアマチュアの観測対象としてはかなり面白い部類に入る。 複数箇所で観測することにより月軌道の精密観測にもなるしね。
「“小惑星”の文字が新聞の一面トップを飾ったのは、日本の歴史上初めてじゃないのか?」 という言葉が今回のミッションの凄さを物語っていると思う。 10日後には「のぞみ」の swing-by がある。 それぞれうまくいきますように。
天文に限らず野外活動をされる方には虫対策は大事。
福原直人さんのところに 「2003年火星大接近」 という Wiki コンテンツができています。 私のところより詳しいのでお薦め。
8/30 かぁ。 くぅ,行きたい!
「SETI@home お役立ちツール集」は http://hp.vector.co.jp/authors/VA023900/seti-tools/ へ移動しています。 I4WU とかのツールも同様です。
なんか Team 2ch で変なリンクの張られかたしているようなので一応ご案内。
SETI@home 再観測結果の WU を全部送り終えたらしい。 (イレギュラーも含めて)結果が楽しみである。
The SETI@home Bookstore 登場。 amazon.com からの抜粋のようである。 『ファースト・コンタクト』 や 『SETI@homeファンブック 〜おうちのパソコンで宇宙人探し〜』 とかも載らないのかなぁ。
さて, いよいよ今夜2回目のスィングバイ。
またしても「大新聞」様が無神経な記事を掲載したそうで, SAC ニュース No.731 で早速デバッグされている。 結局既存のマスメディアってのは「世論」なんてものとは関係なく「お祭り」を「動員」するだけのシステムなんだな。 ...とまぁ愚痴はともかく。
「のぞみ」の開発・運用は技術的にも政治的にも正しい選択がなされていると思う。 だからといってうまくいくとは限らないけど。 太陽フレアの巻き添えによる事故は残念だが, まだ「のぞみ」はあるのだ。 なんとか最後まで辿り着いて欲しい。
「ChangeLog で Web 日記」 6/18 の記事より。
いやぁ他には誰もツッコんでくれないのな。 やっぱりここってあまり読まれてないんだなぁ。
で,まぁ, わけ分からない方のために一応解説。 『新こよみ便利帳 天文現象・暦計算のすべて』 から引用してみる。 まず天保暦の定義から:
- 太陽と月との黄経が相等しい時刻を朔とする.
- 暦日は京都における地方真太陽時午前0時に始まる.
- 暦月は朔を含む暦日に始まる.
- 暦月で冬至を含むものを11月,春分を含むものを2月,夏至を含むものを5月,秋分を含むものを8月とする.
- 閏は中気を含まない暦日に置く. 中気を含まない暦日が,すべて閏月とは限らない.
このうち2番目の暦日の定義を「東経135度における地方平均太陽時すなわち日本時0時に始まる」としたのがいわゆる「旧暦」である。 ただし「旧暦」というのはあくまでも「現行暦」に対する言葉に過ぎないことに注意しなければならない。 つまり当時は国内で統一的な暦というのはなかったらしいのだ。 これはかつての日本が「クニ」の寄り集まりに過ぎなかったことを考えればさして不思議ではないだろう。 でもここまで書くと屁理屈に屁理屈を塗り固めることになるので,以下略。
歴史的経緯を含めてちゃんと書いてありますね。
へぇ when.exe の Ruby 版があるのか。
スウィングバイはどうやらうまくいったらしい。 軌道測定に1週間くらいかかるので, 最終的な結果は来週末にならないと分からないらしいけど。 電源系の修復についても来月から取り掛かるらしい。 一応の目処がついたということかな。
RSS のファイル名が以下のように変更になったのでご利用の方は URI の変更をお願いします。
たまにはライトダウンでゆっくり過ごしましょ。
えーっと,
「kayakayaの日記」(6/21)でも書かれいるが,
今日は「1年で一番昼が長い日」ではない。
なんでこういう誤解が広まってしまうのだろう。
← さすがに言い過ぎなので撤回。
詳しくは 5/26 の記事で。
なるほどこれですか,根拠は。 そういや 『日の出・日の入りの計算』 でもそう説明されているなぁ。
じゃあ「昼」の定義って何? 「日の入り時刻−日の出時刻」 じゃないの? 「薄明」や「日暮れ」の時間も入れるのかな? 日の出や日の入りの説明は厳密なのに「昼」の説明は太陽の南中高度でばっさり切り捨てちゃうの?
そもそもなんで「太陽の視黄経」という本来の定義で説明しないの?
SOHO がトラブっているらしく, リアルタイムで情報が送れなくなっているらしい。
「ChangeLog で Web 日記」 6/23 分でもコメントされている。 恐縮です。
天文学上は夏至点を通る日というのはその通りだし、たまたま北半球でその近辺 が「1年のうちで昼間の最長の日」になっているだけというが正しい認識かな。
私もこの認識です。 夏至点(黄経90度)付近で北半球の昼間の時間が最長になるという点については直感的にも納得できることです。 しかし日出没について(地球の自転・公転運動をまじえて)あれだけ厳密に解説しているのに, 昼間の時間について太陽の南中高度だけで済ませているというのはいかにも中途半端。 夏至の日が昼間の時間が一番長いというのなら, それを論理的・数値的に証明してくれなきゃ。
...というわけでこの件については国立天文台の質問コーナーにて問い合わせ中。 「そんなんあたり前じゃ,ボケぇ!」 とか言われるかもしれないけど, 「分からなかったら他人にきけ」 が私のモットーなので。
おおっ! ふくはらさんのところでも計算されている。 ネットで公開されているデータでは海上保安庁水路部のページのが一番詳しそうだ。 面白いことに夏至付近で日没時刻の曲線の傾きが急激に変化しているようである。 これを勘定に入れるとやはり(今年に限っては)21日と22日でどちらが長いか勝負! という感じに見える。 まだまだ私は納得していませんよ。(笑)
日出没時刻の計算式は分かってるんだから横着せずに自分で計算すればいいのだが, もう細かい計算ができない身体になっている。 どうせ国立天文台が回答をくれるのは来週以降だろうから, 気が向いたら週末にでも計算してみよう。
国立天文台より七夕イベントの案内。 三鷹キャンパスでも何かやるらしい。
私は田舎育ちだったので節句のお祝いはいつも月遅れだった。 だから七夕も8月にお祝いするのが当たり前だったのである。 伝統的七夕は, そんな子供時代の懐かしい感覚を思い出させてくれる嬉しいイベントだ。
おおっ! 素晴らしい。 大納得です。 頭の中で完全にイメージできました。 私も週末にでも検算してみよう。 そうかぁ when.exe が使えるのかぁ。
こういう数値計算って何か燃えるものがありますよね。 って私は計算オタクか。
というわけで22日の記事は撤回します。 なんか私がいらんこと書いたせいで kayakaya さんや他の方々にご迷惑をかけたような気がして申し訳ないです。 ちなみに kayakaya さんのはてなアンテナはカバーする範囲が似ているので大変重宝しています。
キャンペーンページはまだ工事中。 ちなみに 8/27 は「最接近」日とした方が誤解が少ないのではないかと思ったり。 また「いらんこと」かな。
いよいよこの方面も本格的に動きだしたという感じ。 プロの研究者にとってはこっちの方が(成果が得やすいので)取っ付きやすいのかも。
なお,系外惑星生命体探査はいわゆる SETI とは違う。 しかしその成果は SETI にも確実に影響を及ぼす。 最近では SETI@home の再観測において, 電波観測で得られた候補の他に惑星を持っている恒星に対してもアンテナが向けられたり。
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