移転第一弾として 「せち日記」 をリニューアルしました。 「せち日記」 は Club-HUAA のコンテンツからはかなり浮いた存在になっていましたが, 新サイトではいきなりトップページに昇格です。 でも内容は相変わらずですが。 また, Club-HUAA のコンテンツは 「おうちでできる天文学」 内のコンテンツとなります。
なお, 「せち日記」 の過去ログは http://www.alles.or.jp/~spiegel/nikki-s/ に置いています。
欧州合同原子核研究所 (CERN) で現在開発中の粒子加速器 LHC (Large Hadron Collider)。 いろもの物理学者さんが 4/1 にネタに使ったあの粒子加速器である。 この巨大装置によって得られる膨大なデータをグリッド・コンピューティング技術を使って処理しようという話である。
この加速器を使って本当にブラックホールが生成できるなら凄い。
対象となるプラットフォームは Windows および Macintosh のスクリーンセーバ版。
3.08 より前のバージョンにはバッファオーバランの脆弱性がある。
ただしこの脆弱性を利用するためには
(DNS などを使って)
サーバを詐称する必要がある。(4/7 ゴメンなさい。
ウソ書いてました。
ボケてますね)
この問題による被害は今のところ報告されていない。 該当のユーザは今すぐアップデートすべし。 そうそう, ダウンロードの際は md5sum によるサムチェックを忘れずに。
(4/7 追記)
上記の記事によると, 問題が確認されたバージョンは以下のとおり。
というわけでほぼ全てのプラットフォームが対象になっている模様。 4/7 時点ではまだ Text-Only 版のアップデートはないようなので, 今後のアナウンスに注意する必要がある。
宇宙ゴミ (スペースデブリ) 回収プロジェクトのまだほんの触りだが, まずはめでたい。 画像処理技術もここまで来ましたか。
「SETI@home お役立ちツール集」 を 「Software Labo.」 の方に移転しました。
I4WU とか SETI@home Reporter も移転。 今となっては懐かしいツール。 次期プロジェクトではこんなのを作る必要はないだろう。
ニュースレター #19 および クライアントソフト 3.08 のリリースノートの日本語版が公開されている。
こちらの記事は攻撃の可能性について具体的に書いてあるので読んでおくとよい。 あちこちで宣伝してもらえると進んでみんなアップグレードしてくれるだろうから, それはそれでよいことである。
BOINC Project より:
Due to a legal issue, we are suspending the BOINC beta test, and we have requested that BOINC source code no longer be available at Sourceforge.net. We hope to resolve this issue soon.
詳細は不明だが, 法的な問題が発生して Sourceforge.net 上での開発が一時中断しているらしい。 早めに解決してくれることを祈ります。
Team EDGE BBS でも書いたけど, こちらにも覚え書として書いておく。
まぁユーザ側のホストを乗っ取られるわけでもないようなので, 今回の脆弱性を積極的に利用しようと考えるクラッカーはそうそういないと思われる。 しかし DNS 情報を詐称したり IP アドレスを詐称した偽造パケットなどの攻撃はわりとポピュラーなものなので, この機会に自分の環境を見直した方がいいだろう。 その上で (自分にとっての) リスクとベネフィットのバランスを考えて選択して欲しい。 私はあれこれ考えるのが面倒臭いのでさくっとアップデートしたけどね。 まっその辺は好きずきだろう。
今回の問題に限らないが狙われやすいマシン環境について考えてみた。 すなわち
である。 今回の SETI@home クライアントに関して言えば, 一番ありそうなのは 「怪しげなプロキシサーバを経由している」 であろう。
ダイアルアップユーザは最近特にリスクが高くなってきている。 つい2年前までは 「短時間しか接続しないので確率的に問題ない」 などと言われていたが, もはやこのいいわけは通用しない。(私もインストールしたてのマシンを繋いだ瞬間に侵入されたことがある) こうなってくるとパーソナルファイアウォールは必需品である。
個人ユーザ向けの情報としては
あたりがおすすめである。 IPA/ISEC では 「不正アクセス被害の届出状況について」 という情報を定期的に公表し注意を呼びかけている。
ワームホールを利用した航行法についてはいろもの物理学者さんの 「どうしてワームホールにはエキゾチック物質がいるのか?」 が比較的素人向けでおすすめ。 両記事を併せて読むと面白い。
これだけ打ち上げコストを下げられるなら, 宇宙開発を 「商業」 として運営することも不可能ではなくなるわけだ。 凄い凄い。
ところでこの /.J のコメント群は何だかなぁ。 こういう記事を 「SF っぽい」 レベルでしか 「消費」 できないというのが日本のダメさ加減をよく表わしているように思える。 いくら教育改革をしても手遅れなんじゃないかなぁ。
取り敢えず Club-HUAA サポートページを http://homepage3.nifty.com/spiegel/seti@home/ に移転完了。 サポート BBS は結局 @nifty の用意した掲示板サービスを使うことにした。 リンク切れとかあるかもしれないけど, まぁそれはおいおいということで。
駄菓子菓子...
Club-HUAA の設定を変更するためにステータスページへ行ったのだが, 「Disband Team」 という項目ができている。 「へぇ何だろ」 と思い, パスワードを入力してボタンを押すとエラーになる。 「う〜ん, まだ未対応なのかな」 とその場は諦めて設定変更を行ったのだが...
察しのよい方は既にお分かりだろう。 何と私は 「チームを解散」 してしまったのである。(ボタン操作を押すと何か操作画面が表示されると思いこんでいた (^^;)) ガーン!
ごめんなさい, ごめんなさい, ごめんなさい, ごめんなさい, ごめんなさい... !
BBS にも書きましたが (一部のユーザにはメールでもご案内しましたが), もう一回登録手続きをしてください > メンバ各位
...なんてこったい!
結構派手目に減光しているようだが, こういうのって毎日観測しないと分からないからなぁ...
日本惑星協会の記事。 この中で 「3-D Digital Universe & Partiview Software」 というソフトが紹介されているので早速試してみた。 面白そうなのだが, 私のマシンでは貧弱過ぎてうまく動かないようである。 とほほ。
このもとになっているデータ (The Digital Universe) は National Virtual Observatory (NVO: バーチャル天文台) と関係があるのかな?
このサイトの 「サイト運用方針」 を他のサイトと統合しました。 また 「Club-HUAA サポートページ」 はこのサイトのコンテンツの一部と見なして運用します。 まぁ今までと変わりないですが...
画像データ等は貰い物が多いので著作権表示にご注意を。(まぁもう雑誌等で引用されることはないか)
おぉ, 今年も夏がやってくるねぇ!
ML でも少し話題になっていたのですが, SETI@home オリジナル扇子を作った方がいらっしゃいます。 そうかぁ, こういうサービスがあるんだねぇ。 なかなかよさげ。
CGI エリア内に YukiWiki を設置しました。 で, 取り敢えず 「足跡」 を設置しました。 イメージとしては天文研内にあった (ある?) 連絡ノート (ようするに落書き帳) 『足跡』 をイメージしていますが, Wiki の練習用のエリアとしても使えます。 お気軽にご利用ください。
「Dynamic System Series」 に Gravilux というソフトウェアが公開されている。 Java アプレットもあるので是非お試しあれ。 マウスの左右のボタンをクリックすることで引力や斥力を生じさせることにより, 「宇宙を自由にデザイン」 できる。 面白い!
いいなぁ, 楽しそうだなぁ。 写真で見る限りラスベガスのアーケード街みたいな感じ? (いや両方とも見たことないけどさ)
再観測関連のドキュメントが一覧になっている。 この辺ってまだどなたも翻訳に手をつけてないんだよなぁ。 まぁ皆さんお忙しい身だし一度に大量に公開されたので手が回らないのかも。
五月は天文・宇宙開発イベントてんこ盛り。
5/7 には水星が太陽面を通過する。 高校生天体観測ネットワークによる観測マニュアルが公開されているので, 是非参考に。 くれぐれも太陽を直接見ないこと。
5/9-25 の間でいよいよ MUSES-C が打ち上げられる。 「MUSES-C勝手に応援ページ」 というのがあるそうなので興味のある方はご参考に。 でもなんか内容がてんこ盛り過ぎてどこから見てよいやら...
んでもって 5/29 は金星食だ。(ただし昼間の食)
法的問題がどーたらで中断になっていた BOINC と AstroPulse のβテストが再開されたらしい。 ただし現時点ではまだ SourceForge ディレクトリは 「Invalid Project」 のまま。
いろもの物理学者さんの物理 Tips より。 ガンダムネタではないです, 念のため。
広島市こども文化科学館で 「広島隕石」 が一般公開されます。 FF の前後にちょいと寄ってみるというのもアリ。
Macintosh 用の WU キャッシュソフト GSIS が最新版のクライアント 3.08 との組み合わせでうまく動かないことがあるらしい。 作者の大坪五郎さんは OS9 の環境から遠ざかっていて検証が難しいそうなので, 情報をお持ちの方は協力されると喜ばれるかも。
ひーさしぶりに野尻ボードを覗いてみたら紹介されていた。 あとでじっくり読んでみよう。
日本惑星協会からメールがくる。 記念グッズの金額が決定したらしい。(ただし予約は打ち上げが成功した後)
「M-V-5号ロケット」はホームページで説明の通り、文部科学省宇宙科学研究所としては最後になる打上げロケットということで
などとセールストークをやられては買うしかあるまい。 金欠なんだけどねぇ,ここのところ。 あぁ,でもロケットはパス。 置くとこないし。
SETI@home クライアントを自宅の2台のサーバのうち1台に追加でインストールする。 サーバの実験に使ってるマシンなのだが, 現在はほぼ放置プレイ中なので遊ばせるくらいなら仕事をさせたげよう, ということで。
最近メインマシンのクライアントが解析にやたらと時間がかかる。 もともと遅いマシンだが CPU Time で40時間以上かかるのは遅すぎだろう。 どうなっているのやら。 何となく Opera 7.10 を入れてからのような気がするんだよなぁ。 確証がないので断定できないけど。
本当はメインマシンで Lifemapper とか試したかったんだけど, うまくアカウントが取得できないのよ。 ( Lifemapper については 「的日記」 4/26 の記事あたりが参考になる)
今度の水星の日面通過は LIVE! MERCURY 2003 でネット中継されるそうだが, 何故 Quick Time? 嫌いなんだって Quick Time。 変なもの入れようとするし。
5/31 の金環食も中継されるかもしれないらしい。
BOINC の ML にテストプロジェクトの案内が投稿されていたので参加してみる。 AstroPulse のβテストは既に新規参加が打ち切られているので BOINC クライアントを試せなかったのだ。
今回のテストプロジェクトはどうやらサーバサイドの負荷試験が目的のようである。 が,こちら側にも激しく負荷(主にディスクアクセスと通信のトラフィック)がかかる。 しーばらく試したのちサスペンドすることにした。
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なお, nDiary は not さんが公開しておられるツールです。 素晴らしいツールを公開しておられる not さんに深く感謝いたします。
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