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開発日記 (2001年11月分)

2001年11月03日

文字コードについて

雑文置き場 にまたテキストを置きました。 「文字コードとその実装」 というタイトルです。

本当はこのテキストの後半部分のみを社内新人教育用に書く予定だったんだけど, 文字コードの互換性やUnicodeについてちゃんと書こうとするとエンコーディングについて言及せざるをえない。 ちうわけで,いつの間にか趣旨が変わってしまったり。 ただし制御文字集合についてはわざと言及を避けた。 いや,そこまで書くと 「書いても書いても終わらない」 状態になってしまうし。

内容について不審な点があればいつでもツッコみ受け付けます。

XP のライセンスとアクティベーション

「OEM版Windows XPのライセンスとアクティべーション」 は現Windowsユーザにとって非常に有効な情報なので必見だ。 多分アクティベーションについて日本語で書かれた一番分かりやすい説明ではないだろうか。 ただし, 個人ユーザ限定の話なので, 法人でまとめてライセンスをとる場合は「話が違う」かも知れない。

この説明を読む限り, ユーザが一番運用しやすいライセンス形態はパソコンにあらかじめ搭載されている, いわゆる 「プリインストール」 モデルであるように思える。 アクティベーションで登録される H/W 情報もパソコンベンダで管理されるというなら心情的に納得できる。 私の勝手な想像だが, MS製品の供給形態は, ショップでソフトウェアパッケージを単品で売るのではなく, パソコンベンダへのOEMへ更にシフトしていくのではないだろうか。 XPのアクティベーションの仕組みを見てそんな感じがした。 要するに, 少なくとも Windows においては, 「パソコン」 は 「家電」 になりつつあるのだ。 「家電」 でないパソコンが欲しければ Linux 等のOSを別途用意して自分で何とかしろ, と言っているようにも受け取れる。

現在の 「パソコン」 はワークステーション寄りの方向と家電への方向に二極化し, 「パソコン」 というジャンル自体無くなってしまうのかも知れない ...とまでは言い過ぎかな。 いずれにしろ (OSでもオフィス製品でも) XP 以降のMSソフトウェアパッケージを単品で買うことはもうないな,きっと。

パソコンOSのシェアとは

しかし, そう考えると雑誌等で言われる 「パソコンOS」 のシェアって何だろう,と思ってしまう。 ショップでは Redhat などの Linux パッケージがバカ売れしてるそうだが, Windows 自体がOEM供給へシフトしているのなら 「パソコンユーザの多くは Linux へ乗り換えようとしている」 という観測が正しいとは言いきれない。 MacOS ならなおさらだ。

もっとも, 昔から雑誌等の 「市場調査」 はショップなどとのタイアップに依るものであり, ネットや通信販売でのやり取りは無視されてきたので, 今更 「信頼性がない」 なんて言ってもしょうがないのだが。

2001年11月25日

パスフレーズを盗聴?

/.J に面白い記事があるなぁ。 ホントかしらん。 まぁやってやれないことはないんだろうけど。 「© FBI」 とかサインがあったりして。 (11/26 追記: 「FBI,トロイの木馬を使った電子傍受ツール「Magic Lantern」を開発」)

PostScript 用 ユニバーサルドライバ

「Adobe Universal PostScript Windows Driver Installer 1.0.5」 の日本語版が公開されている。 Ghostscript+Ghostview と組み合わせれば Windows でも無敵の PostScript 環境が構築できる。 いい時代になったもんだ。 TeX関連のツールもかなりアップグレードされてるなぁ。

RSA

覚え書:

入門用に。


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