いまさら自己紹介とかしてみる

no extension

最近 LinkedIn にアカウントをつくったのだが,そこで「BitcoinとFacebookについて意見をお聞かせ下さい」というメッセージを頂いたので,自己紹介がてら少し書いてみようと思う。 LinkedIn ってそういう風にアクセスしてくるのね。 面白い。

まず,私自身のことについて書いた記事が過去にあるので興味のある方はそちらをどうぞ。

まぁあんまりホメられた半生ではないけど(笑) ちなみにニックネームの Spiegel というのはミヒャエル・エンデの『鏡の中の鏡(Der spiegel im spiegel)』という作品のタイトルからいただいた。 某アニメのキャラクタ由来ではないのであしからず。 そういえば Twitter とか identi.ca とかで,やたら英語圏の人が follow してくるけど,やはりドイツの同名の雑誌と勘違いしてるのだろうか? 私のは日本語ばっかりなんだけどねぇ。

そうそう, Bitcoin ね。 春に流行になったときに私もスマホにアプリを入れてたりしたんだけど,全く使わないまま削除してしまった。 だって使う局面がないんだもん。 そのうち「P2P仮想通貨Bitcoinシステムにおける匿名性の分析:Bitcoinは匿名にあらず」なんて記事も出てきて一気に興味が失せてしまった。

地域通貨(補完通貨)は,日本では2004年前後に大流行して様々なタイプのものが登場していて, iWAT のようなタイプも存在している。 この手のものは,誰かが銀行役を引き受けるか,(WAT のように) peer to peer で信用を構築していくか,の2通りに分かれるようだ。 でもねぇ,2004年当時の地域通貨ブームは眉唾なものが多かったのよ。 だって「エンデの遺言」みたいなのを下敷きにしてるんだもの。

というわけで,仮想だろうが現実だろうが,補完通貨のようなシステムに対してはちょっと距離を置きたい気分である。 Bitcoin が将来的にどうなるかは分からないけどね。 ちなみに少額決済なら Square とかのほうが興味がある(日本にも来い!)。 あと少額の寄付については Flattr を利用してる。 いまのところ SETI@home への寄付しかないけど。

もうひとつ, Facebook の話。 というか,ソーシャル・サービスについてかな。

(念のために書いておくけど,この手の「○○サービスとは××である」みたいな語りは,一見なにかを評価しているように見えるけど,実際にはその人の性癖を暴露しているだけのものが多い。 これから書くこともそれに近い内容になると思われるので,あまり真面目に受け取らないように。 まぁ今回は自己紹介がてら,ということで)

最近の遊び場(ソーシャル・サービス)の利用頻度はこんな感じ。

Tumblr ≫ Google+, Facebook > Twitter

Tumblr は最近,オバマ米大統領が来年の大統領選挙に使うというので話題になっている。 Tumblr は情報が拡散しやすいのでプロモーションにはうってつけなのだ。 一方で,日本語圏のユーザは reblog がメインの人が多いらしい(私もそうだ)。 日本語圏においては Tumblr は「情報流通の基盤」としての側面が強いように思われる。

一方の Facebook は一言で言って「Activity の共有」である。 つまりお互いの Activity を共有し合うことにメリットのある活動(特にビジネス)には使い勝手がいい。 Facebook では Active で無いユーザや Facebook ページはあっという間に埋もれて廃れていく。 私は Facebook をビジネスツールとして扱っている。

(ここで LinkedIn とどう使い分けるかが悩みどころなのだが, Facebook は私が実際に住んでいる地域の人たちとのやり取りが多いのに対して, LinkedIn はもう少し広い範囲の人々とのやり取りができるのかなぁ,と思ったりする)

Google+ はいまだにどうしていいかわからない。 Google 内部の各サービスとの連携は進んでいるようだが, Google 外のサービス(4sq とか picplz とか)との連携ができないので個人的には飽きつつある。 Google+ はいったい何になりたいんだろう?

Twitter は S/N 比が悪くてもう全く使い物にならない。 何度かチューニングしたが改善しないので諦めた。 多分私には向いてないのだろう。 ただし Twitter への Tweets はそのまま Facebook や mixi ボイス等に流れるので,知り合いへ Activity を知らせるという意味では役に立っている。

まぁ,こんな感じかな。