Movable Type 3.3 へアップグレード
Movable Type 3.3 いらないかなと思っていたのですが気が変わりました。 このバージョンからライセンス内容が変わって無料版でもライタを無制限に登録できるようになりました。 要するに個人サイト運用で MT 自身を商売に使うのでなければ無料版をほぼ無制限で使うことができます。 この一点で導入に踏み切りました。
無料版のダウンロードは Six Apert 社のサイトではなくソフトバンク系列の「ECバイヤーズ」へ誘導されました。 しかも個人情報を両社で共有することを承諾させられます(まぁこのくらいいいんですけど)。 更にダウンロード画面は HTTPS なのに情報の送信は HTTP でやるというワケワカメな構成になっています。 個人情報の取り扱いがうるさくなっている昨今こんないいかげんな運用も珍しいと思うのですが, なんでこんなところに委託したんだか。
で, 実際に導入してみて少し後悔しています。 いや, アップグレード作業自体は問題なくいったんですけどね。 明らかに管理画面が重たくなっています。 もうあの管理画面から記事を投稿するのはちょっと勘弁, なくらい重いです。 まぁ私は既に BlogWrite を導入していますので, 記事の投稿自体はあまり問題にならないですが。 最近 cocolog が異様に重たいらしいですが, 重い理由の半分は Six Apert 社製のスクリプトに問題があるんじゃないでしょうか。 (Movable Type と TypePad は共有しているルーチンも多いだろうし)
タグエントリーは当面使う予定はありません。 とういうかこういう機能を使うのならサイト設計の段階で考慮しないと後付けではやはり難しいと思います。
(現在中断したままですが) OpenID で遊びたいという思惑があるので, 当分 Movable Type を使いつづけると思いますが, はっきり言ってブログを立てるだけなら Movable Type はヘヴィすぎますよね。 かといって CMS としては機能が中途半端だし。 難しいところです。 一時期ほかのツールに乗り換えようかとも思ったのですが, 最近のってみんな PHP なんですね。 PHP は頑張って使ってみようと思ったこともあるのですが, どうしても昔 ASP で酷い目にあったことを思い出して涙で前が見えなくなります。(少しウソ)
そうそう, MT 3.3 は早速不具合が報告されていて近くアップデートされるようです。 また「ECバイヤーズ」からダウンロードさせるつもりなのかなぁ。 嫌だなぁ...