せち日記から BkGnuPG 関連の記事をこっち側に移すことにした。 いや,向うであんまり BkGnuPG のことばっかり書くと天文風味が薄れそうで。 あと, GNU 関連の覚え書も兼ねることにしている。 この日記での蓄積は最終的に 「Windows でだって GNU ツールが使いたい !!」 に反映される。
では本編へ。
せち日記でも書いたが STLport の導入について。 もともと Becky! Ver.2 Plug-in ML で教えてもらったのだが, 「SeigoXIII のページ」 に解説と評価がある。 なんか VC++ のSTLはメンテされてない状態らしくて, 拙作などは思いっきりSTLに依存しているだけに STLport の存在は大きい。
導入は簡単。 STLport 4.0 パッケージを適当なディレクトリに展開して, その中の STLport-4.0/stlport/stl/ フォルダをインクルードファイルのディレクトリとして VC++ のオプションに登録すればOK。 (必ず STLport を参照するようにディレクトリリストの一番上にしておく) 念のため STLport-4.0\stlport\stl\_site_config.h ファイルの以下に示すシンボルが有効であることを確認する。 (多分変更する必要はない)
先日, 自機がクラッシュしちゃったので設定が全部クリアされている。 はうう...
Becky! 2 Powerful Customizer は秀逸である。 リストビューのアイコンの拡張機能もよい。 従来 PGP/MIME なメールは, ただの添付ファイル付きメールとして扱われていたが, このツールを導入するとアイコンで区別できるようになる。 他にも有用な機能が盛り沢山で素敵。
K-tai Plugin がいつの間にか (って3月の話なんだけど) バージョンアップしてた。 ので,こちらもアップグレードする。 おお! アレな機能がある。
変更点は以下の通り:
パスフレーズの入力を見えるようにしたのは, もちろん要望があったからなんだけど, 音声入力している人は入力がマスクされてるととても使いづらいらしい。 なるほど。
UTF-8 に対応した件については後日実験をやる予定。 オフィシャルページでリリースしてるWin32版のバイナリはMBCSに対応していない。 従って ja.mo がどのキャラクタセットで書かれていようとも「ダメなものはダメ」のようである。 ただし, UNICODE (UTF-8) については一縷の望みをいだいている。
いや,これが, よく考えたら C++ ソースコードに触るのは実に7ヶ月ぶりくらいなのである。 その間何をやってたかというと, VB/VBScript な仕事にハマらされていた。 7ヶ月ぶりのコーディングは何だか妙な具合である。 手が勝手にVBなコードを書いてしまう。 習慣というのは恐ろしい。 いや,こんなことではいかん! マヌケは仕方ないが堕落はいかん!!
BkGnuPG のダウンロードページでアンカーのリンク先を間違えてしまった。 申し訳ない。 間違えて 1.0.0 をダウンロードしちゃった方は, もっかいダウンロードしてください。 すみません...
全く宣伝していないので知らない人も多いと思うけど, 実は BkGnuPG は Vector Pack に登録している。 先日, 1.0.1 へのアップグレード作業完了の通知が来たのだが, 全く宣伝していないのにもかかわらず, 前バージョンのダウンロード数は 955 であった。 どうやって調べたんだか。 (「べっくる」でも紹介されないのに) いや,有り難い事です。
宣伝していないのにはわけがある。 Vector Pack ではひとつしかファイルを登録できないのである。 しょうがないので, フルパッケージのみ登録している。 署名ファイルもない。 あと申請から公開までやたらと時間がかかる事だ。 まぁ有名ソフトならそれなりに優遇されるのかも知れないが, いくらマイナーとはいえ, 申請してから実際に公開されるまで7〜10日もかかったのではやってられない。