MTOS 5.2.13 リリース,他
MTOS 5.2.13 リリース
- MovableType.org – News: Movable Type 6.0.8 and 5.2.13 released to close security vulnerability
- Movable Type 6.1.1 をリリース。クラウド版のサーバー配信機能がより使いやすくなりました | Movable Type ニュース
- [重要] 6.0.8、5.2.13 セキュリティアップデートの提供を開始 | Movable Type ニュース
- Movable Type セキュリティ対策ガイドを公開しました | Movable Type ニュース
というわけで MTOS(Movable Type Open Source)も 5.2.13 へ要変更。 ちなみに CVE-2015-0845 では CVSS 基本値を 7.5(AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P)と見積もっている。 一般的に CVSS 基本値が 7 以上は「危険」なので,必ず更新すること。
「Movable Type セキュリティ対策ガイド」は参考になるが,個人的には Movable Type を 6 以上に上げる気はないので, MTOS のメンテナンスが続いてくれてるうちに CMS(Content Management System)の検討を始めるべきか。 とりあえず GW 中に色々と物色してみるつもり(といっても実は既にある程度あたりはつけているのだが)。 はっきり言って個人で運用する限りにおいて CMS の機能をサーバサイドに置くのはリスクが高い。 WordPress とか愚の骨頂だし。
Google は何でもお見通しさ! (ケーサツもね♥)
ポイントとなるのは広告設定
とGoogleロケーション履歴
。 特にGoogleロケーション履歴
は見たらギョッとすると思う。
広告設定
は「オプトアウト設定」の2箇所を「オプトアウト」してしまえばよい。 ロケーション履歴については,嫌ならマメにクリアするしかない(本気で困る人は GPS 付きのケータイを使わないこと)。
まぁ,この件に関して Google は比較的誠実だよね。 たとえば Apple や Yahoo! などがどうしてるのか(Yahoo! Japan はこの前 CCC の一味に加わったけど),考えるだに「ぞんぞがさばる」。
そういえば総務省が「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン及び解説の改正案に対する意見募集」を行っている。 これによると
そうだ。 Googleロケーション履歴
またはそれよりも詳細な情報をケーサツが握ってしまえるわけだ。 これに意見のある方は5月22日までにどうぞ。
「Simdaボットを射る3本の矢」
Kaspersky が提供している Simda botnet detector
は有用と思えるので一度チェックしてみるとよい。 あとは hosts ファイルをチェックして変な記述がないか調べてみることをお勧めする。 それでも不安な方は Kaspersky や Trend Micro が提供するアンチウイルスソフトで検出可能らしい。
安全なネット生活を。