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2011-01-12T09:00:00+00:00
バルトアンデルスは連続的な怪物,時間の怪物である。(ホルヘ・ルイス・ボルヘス 『幻獣辞典』より)
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Flattr で寄付するついでに...
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2011-01-12T09:00:00+00:00
SETI@home が Flattr による寄付の受付を始めた。
Spiegel
/profile/
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<a href="http://setiathome.berkeley.edu/">SETI@home</a> が <a href="https://flattr.com/">Flattr</a> による寄付の受付を始めた。
</p><blockquote>
“SETI@home volunteers that use Flattr can now make microdonations to SETI@home by pressing the [Flattr this!] button at the bottom of the main SETI@home page.”<br/>
(via <a href="http://setiathome.berkeley.edu/forum_thread.php?id=62748#1065337">Microdonations through Flattr.</a>)
</blockquote><p>
不勉強なことに私は Flattr というサービスを知らなかったのだが,どうやら「投げ銭」のようなサービスらしい。
</p><ul>
<li><a href="http://www.infoq.com/jp/news/2010/06/flattr">どうやって著者にお金を払うか:マイクロペイメントサービスFlattr</a></li>
<li><a href="http://d.hatena.ne.jp/yamamotodaisaku/20100612/1276353352">マイクロペイメントサービス「Flattr」の仕組み</a></li>
</ul><p>
今まで海外への寄付は避けていた(それ以前に財政的に寄付とかする余裕が無い)のだが,少額の「投げ銭」ならあまり腹も痛まないし,気分だけでもプロジェクトに貢献した気になれるだろう,ということで Flattr を試してみることにした。
日本語の解説記事が少ないので(英語不得手の私には)戸惑う部分もあったが,まぁなんとかなる感じだ。
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Flattr はプリペイド方式になっていて,寄付する予定のお金をあらかじめ支払っておく(add means)。
ちなみに決済通貨はユーロで,決済方法は PayPal の他にクレジットカードも使える(クレジットカードのほうが差っ引かれる手数料が少ない)。
個人的にはまだよく分からないサービスにクレジットカード番号を教える気にはならなかったので, PayPal で支払った(日本でもっと PayPal 決済が一般的になればいいのにねぇ)。
それから月々に寄付する金額を設定する。
月2ユーロから設定できる。
あとは Web 上のコンテンツにある <img src="https://button.flattr.com/flattr-badge-large.png" alt="Flattr this" title="Flattr this" border="0" width="93" height="20"/> ボタンを押し,飛び先のページで Flattr するだけ。
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面白いのは,寄付する金額は毎月決まっていて,その金額を Flattr したもの(things; 実際にはひとつの thing にひとつの URL が対応する)で山分けする点にある。
例えば月2ユーロ寄付するとして,その月に Flattr したのがひとつだけなら,そのものにまるまる2ユーロ入るが(実際には手数料を差っ引かれる),
Flattr したのがふたつあれば1ユーロづつ分配されることになる。
これは通常の投げ銭システムとはちょっと違うところだ。
でも寄付する側からすれば寄付の計画が立てやすく,衝動的に「今月はちょっと払い過ぎた」なんて心配もなくなるのがいいと思う。
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ちなみに,通常は1回 Flattr すれば1回の寄付だが(再び寄付したければもう一度 Flattr する),Subscription のオプションを使えば,一度に最大12回(12ヶ月)寄付ができる。
SETI@home は継続的なプロジェクトなので,私は Subscription を設定した。
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ついでなのでこのサイトについても thing を設定した。
トップページと各ブログ記事にボタンを設置している。
まぁこれはお遊び。
ちなみに頂いた寄付(revenue)は10ユーロから引き落とせる(withdraw)みたい。
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国内のコンテンツもどんどん Flattr に対応していけば面白いのになぁ,と思ったりする。
たとえば CCjp とか MIAU とかなら,記事ごとにボタンを設置すれば活動ごとに寄付がもらえる仕組みになるわけで,凄く分かりやすくなると思う。
もちろんこのやり方では控除は効かないと思うので,大枚を寄付したい人は(確定申告で控除の効く)他の方法を使ったほうがいいだろう。
</p>