7月7日、晴れ ...とはいかなかったが
ちなみに今日は地球公転軌道の遠日点通過日だった(明け方4時40分に通過)。
そんでもって,「そらもよう」の記事によると,7月7日の今日は青空文庫の誕生日なんだそうだ。 おめでとう!
(「青空文庫のしくみ」によると第1期は1997年2月からとなってるけど,サービスとして launch したのが7月7日ということなのかな。 そうそう円谷英二生誕114周年なんだって。 こちらもおめでとう!)
「Code for 青空文庫」アイデアソンのあと aozorahack ができてることは前に紹介したが,他にも色々動きがあるらしい。
- 「Code for 青空文庫 #aozorahack 」アイデアソン #1 まとめ - what you see is what you get
- 2018年の青空文庫へ向けたアイデアソン « マガジン航[kɔː]
まぁ,サーバ群が当初言われてた(現状ではDBサーバが飛ぶと青空文庫内のデータ資産が失われる
)ほどは危機的状況ではなく,移行もそれほど手間ではないと分かっただけでも朗報だろう。
また aozorahack/aozorahack を見る限り,今のところは活況のようだ。
前にも書いたが,この手のものは「まず技術ありき」では絶対に失敗する。 それはもう失敗プロジェクトの典型的パターンだ。 エンジニアは技術で何とかしようと考えるだろうが,本来,紙の本を電子化する作業というのは果てしなく泥臭い作業だ。 そこを無理にシステム化するのではなく,現状のプロセスをよく見て「邪魔をしない」かつ「以前より快適」になるよう工夫しなければならない。 これは結構大変な作業で,企業がやれば要件定義の段階で停滞してしまいそうなものだが,さて,どうなるか。
7月25日には早速「青空シャッカソン」が行われるらしい。
まぁ,まずはここからだろうね。 今年が青空文庫の成年期(generativity)への第一歩になることを願う。