日本のアトムは空を飛べない
Drone に関して色々と溜まってきたので,ここで吐き出しておく。
- ドローンにセキュリティ懸念 人気の「AR. Drone 2.0」にも脆弱性 | サイバーインシデント・リポート
- ドローン狂想曲始まる|小寺・西田の金曜ランチnote|note (有料)
- 泥棒がドローンで「物件の下見」:米国などで報道 « WIRED.jp
- 日本の産業政策に足りない2つの視点を英国の次世代車戦略とドローン展に見る|エコカー大戦争!|ダイヤモンド・オンライン
- ドローンで学ぶイノベーションとリスク対策の両立(上)|鈴木寛「混沌社会を生き抜くためのインテリジェンス」|ダイヤモンド・オンライン
- ドローンで学ぶイノベーションとリスク対策の両立(下)|鈴木寛「混沌社会を生き抜くためのインテリジェンス」|ダイヤモンド・オンライン
- NASAらが検討しているという「ドローンの自動管制」方法 « WIRED.jp
- 総務省|「「ドローン」による撮影映像等のインターネット上での取扱いに係るガイドライン」(案)に対する意見募集
- 小型無人機による「空の産業革命」への期待とその課題
- Drones ― 米国事情
Engineering としての drone にはもちろん興味はあるのだが,それ以外の部分が面倒くさすぎる。 これで「空の産業革命」とか言われても全くピンとこない。 そんなことをいう連中はきっと山師なのだろう(笑)
総務省のガイドライン案にしたって,これ全然 drone 関係ないよね。 当たり前の話。 これで規制できるんなら改めて drone を規制する必要なんかないだろう。 そもそもなんで総務省なのか分からない。
業界(笑)も官僚も何がしたいのかさっぱり分からない。 多分誰もよく分からないままここまで来てしまったのだろう。 やれやれ。
個人的に危惧してるのは, drone がいわゆる「貧者の兵器」となり得ることだ。 9.11 前の日本ならともかく,イラク戦争に参戦し,さらに火中の栗を拾うが如き「集団的自衛権」なるものを定めるのであれば,兵器としての drone についてもちゃんと議論すべきである。
それ以外はどうでもいい。 規制という名の利権が欲しければ官僚に従えばいいし,「空の産業革命」を掲げる山師なりたければそれもいいだろう。 一般庶民には関係のない話である。
そうそう。 総務省へのパブコメの期限は7月29日まで。 意見のある方はお早めにどうぞ。